きっかけはファッションショーの一般公募でした
インタビュアー:吉澤さんは現在、撮影などのモデルをしているとお聞きしましたが、実際はどういった感じでやっているのでしょうか?
吉澤さん:先月まで、月に一回くらいは撮影に行っていました。
今はちょうど国家試験前なので、なかなか撮影には参加できていないですね。※平成28年1月に取材
インタビュアー:以前は事務所に所属していて、現在はフリーで活動されているとのことでしたが、大まかにその経緯を教えてください。
吉澤さん:元々、学校と両立していく中でどうしても事務所としての活動ができなくなってしまったんです。
それなら、事務所としての仕事ではなくても自分で見つけて撮影のアポ取りをすることが多くて「これなら事務所通さなくてもいいかな。」と思うようになりました。
さらにマネジャーさんも一緒に辞めるとのことで、それに合わせて私も辞めました。
インタビュアー:このような活動は始めたきっかけは何だったんですか?
吉澤さん:活動自体はちょうど一年前くらいから始めました。
最初のきっかけは、ファッションショーで洋服ブランドが募集しているカタログとかファッションショーのモデルなどを一般公募していたんです。
それに応募してみたことがきっかけですね。
それで、一次審査を通過して、Webの投票審査までいきました。
友達にも応援してもらっていました。その頃に、今まで考えていた「自分がやりたいこと」というものを周りにしっかりと伝えられるようになりました。
そしてそのあと、以前まで所属していた事務所のオーディションを受けてこの世界に入ったという流れです。
学生とモデルとの両立
インタビュアー:学生生活との両立は大変そうですが、具体的にはどんなスケジュールなんですか?
吉澤さん:1~3年生くらいまでは、だいたい日曜日と平日に1日くらい学校の休みがあったので、その休みの日を使って撮影会などをさせてもらっていました。
サロンでのお仕事は、ほとんど夜からの撮影が多いので、授業が夕方くらいに終わって急いで現場に向かい、お仕事をして、終電で帰ってくるという生活でした。
インタビュアー:元々、このようなモデル活動をしてみたいと思っていましたか?
吉澤さん:一年生とか最初の頃は、アパレルの店員さんのお仕事をしてみたかったんです。でもこういう専門学生って、けっこう難しいじゃないですか、こういったアパレル関係のアルバイトをすることって。
学校の校則とかしばりが多いのかなーという印象でした。
偶然にも、専門学校の近くのショッピングモールでショップ店員のアルバイト募集を発見して。しかも募集の締め切りが間近だったんで、もう急いで応募してましたね。
面接のときは、「学生さんはちょっと・・・。」というリアクションだったんですが、それでも幸運なことに採用していただいて、2年生の頃まではショップ店員としてバイトしていました。
あとは、地元で居酒屋の店員もやっていましたね。学校と両立して一生懸命やっていました(笑)
その頃の睡眠時間は2~3時間くらいだったと思います(笑)寝る間も惜しんで、、という感じだったんですが、自分のやりたいことをやっていたので自然と辛いとは感じてませんでした。
私はこうして学校を選びました
インタビュアー:この学校(藤リハビリテーション学院)に入ろうと思ったきっかけは何ですか?
吉澤さん:私、昔はトリマーを目指してたんですけど、ちょっと違うなと思って進路に迷っていました。
ちょうど、高校2、3年生くらいの時ですね。そんな時に母親から「理学療法士っていう職業があるんだよ。」と勧められた影響が大きかったですね。
元々、理学療法士という職業を知らなくて、部活とかでスポーツをやっていたんですけど、特に大きい怪我もしなかったのでリハビリの世界とは無縁でした。
でも「理学療法士」っていう名前の響きの格好良さに憧れたということは覚えています(笑)
さらには、専門学校の先生が高校まで来てくださったことがあって、進路紹介みたいなことをやってくれたんです。
学校見学にも行ったり段々と興味が湧いてきたんです。
お仕事自体もやりがいがありそうで、色々と考えた結果、なんとかやっていけそうだなと思ったので入学を決めました。
インタビュアー:養成校は専門学校と大学でどちらにしようか迷いましたか?
吉澤さん:最初から専門学校と決めていました。3年制にするか4年制にするかは迷いましたが、その頃はお互いの違いがよくわからなくて。。
専門学校に入学してみて、大学ほど一般教養の授業は多くはないですが、専門的なことはたくさん学べるので、私自身は専門学校で良かったなと思っています。
インタビュアー:学校生活の中で、特に印象に残っている授業はありますか?
吉澤さん:有名な先生方が特別講師として何回かいらっしゃいます。
そして、基礎はもちろんですが、教科書の内容以外のことも実際にプリントを作ってくださって授業をしてくださいます。
内容も臨床に近くてより最新の知見に則ったお話しもしてくれるので楽しかったですね。外部の情報なども耳に入れることもできたので、とても役に立ったなと今になってすごい思います。
目次
Vol.1:学生とモデルとの両立
Vol.2:やりたいことへの気持ちがどれだけあるか。全ては自分次第。
プロフィール
吉澤純菜(よしざわ じゅんな)さん
藤リハビリテーション学院(千葉県成田市)
茨城県鹿島高等学校 卒業
趣味:撮影、可愛い女の子探し