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去年、日米通算でピート・ローズのメジャー歴代最多記録(4256本)を更新したイチロー選手と、二度目のトリプルスリーを達成した山田哲人選手。
巧みのバットコントロールで、ヒットを量産する二人には意外な共通点がある。
実は、この二人、「視力」がそこまで高くない。
山田選手に至っては、右0.7、左0.4とむしろ視力が悪いと言えるが、それでもコンタクトは付けずにプレイしているらしい。(参照:livedoorNEWS)
大阪府の吹田市にある視覚情報センターの田村知則氏は、記事の中で次のように述べている。
結論を先にいうと、「いい眼=視力ではない」「眼にとって大事なのは視力ではなく、その人の健康を守って、その人の持っている能力が発揮しやすくなるのが理想だという考えに行きつきました。視力は0.1でも構わないのです。視力4.0の人に近くのものを見るデスクワークをさせるより、0.1の近視の人がデスクワークをやるほうが身体的には楽なのです」
詳細を読む(引用元):NewsPicks
イチロー選手が過去にTVか雑誌で、「眼を使おうとすると体が緊張する」と言っていたのを思い出した。
前庭動眼反射などの頚部と眼球運動の関わり、そこから「運動連鎖」によって全身に波及していくのか。その他にも、いろいろ考察はできると思う。
続けて、田村氏はこう述べる。
「当センターには一般の方が来られますが、身体の感覚がない人が多いと感じます。検査をして、『レンズをかけてどうですか?』とたずねると、ほとんどの人が『大きく見える』『ゆがんで見える』というような答えを出します。それは何かというと、頭脳から来た答えです。『眼のここが緩みました』『楽になりました』というように、身体の感覚を持って答える人が少なくなってきているのです」
詳細を読む(引用元):NewsPicks
身体感覚と眼と身体の動きの関係。
スポーツ選手にも関わるセラピストは勿論、転倒予防や肩こりなどのリハビリテーションにも、多いにヒントになるのではないでしょうか。