【注意】車いすのフットプレートの"裏側"によるケガ多発!|消費者安全調査委員会

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車いすの足を乗せるフットプレート。

 

 

固いプラスチック素材でできており、その"裏側"は凸凹しているため、ふとした拍子に皮膚が引っかかり擦過傷を負うケースが多い。

 

消費者安全調査委員会は、「事故に関する情報提供 (手動車いすのフットサポート)」を打ち出し注意を促している。

 

「手動車いすの移乗時に、被介助者の足が、手動車いすのフットサポートのプレート(足を乗せる板)の裏側に接触する事象が 1か月間で 24 件発生し、そのうち2件では皮膚損傷が発生した。」(出典:事故に関する情報提供 (手動車いすのフットサポート)

 

報告の例として被介助者が素足のままスリッパのまま移乗動作を行っているケースや足底感覚が低下しているケースが挙げられている。

 

転倒は十分に注意されているが、擦過傷等は軽視されていることが多い印象を受ける。

 

対策としては、プレート部分にカバーなどの装着や被介助者の下腿・足部を靴下等で保護、フットレストをしっかり最後まで上げた状態で移乗動作を行う等が考えられる。

 

高齢者に関わるご家族に対して、リハビリ職が注意喚起を促すことが大切なのではないかと考える。

 

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