スニーカー通勤を政府が奨励|理学療法士、作業療法士が知っておくべきポイントとは?

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ヒールやパンプスの通勤により偏平足や外反母趾に悩む女性や、メタボリックシンドローム気味な男性サラリーマンなどに朗報だ。 

 

スポーツ庁は会社員のスニーカーでの通勤を奨励する。靴の小売業や地方自治体などと連携してキャンペーンを実施する。運動不足になりがちな会社員に日常的に歩いてもらうことで健康増進につなげるほか、膨らむ医療費を削減する狙いもある。 

詳細を読む(引用元):日本経済新聞 

 

ポスターなどで認知度を上げていき、来年の3月頃から本格的に広めていく計画だ。 

特に電車通勤者には、職場や自宅の1つ手前の駅から歩いてもらうようにしたり、階段を使用したりするように促す。それによって、日常生活に運動する機会を増やし、病気を未然に防ぐことで40兆円という莫大な医療費を削減する狙いがある。 

他の報告によると、1日30分の身体活動を週5日続けると心疾患イベントや死亡リスクが減少するという報告もある。 

 

スニーカー通勤が始まった際、療法士としてどのような靴を奨めるのが良いのだろうか。 

 

靴を選ぶ際、サイズはもちろんのこと、ワイズと呼ばれる前足部の足囲に注意することが必要だ。 

偏平足や外反母趾の方は、靴のサイズやワイズを3Eや4Eと大きくしてしまう傾向がある。 

しかし、足囲を大きくすればするほど前足部が広がってしまい、症状を増幅してしまう事になる。 

広がり過ぎないように適度なサイズを選ぶ事が重要だ。 

 

クールビズやノーネクタイのような習慣的なものとなれるのか。 

その時は、療法士が社会に必要とされることがまた1つ増えてくる。 

 

参考

AFPニュース 

Sportsmedicine No.144, 2012 p10〜11 

 

スニーカー通勤を政府が奨励|理学療法士、作業療法士が知っておくべきポイントとは?

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