令和4年診療報酬改定に係る要望書 第2報|日病会

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25日(一社)日本病院会は令和4年診療報酬改定に係る要望書第2報を厚生労働省宛に提出した。リハに関連する部分は以下の通り。

A301-4 早期離床・リハビリテーション加算の対象病棟の拡大

早期離床・リハビリテーションチーム加算は、特定集中治療室管理料(A301) のみの加算項目であるが、総合的な離床の取り組みの効果が期待される救命救急入院料 (A300)、ハイケアユニット入院医療管理料(A301-2) 、脳卒中ケアユニット入院医療 管理料(A301-3) においても加算が可能となるよう対象入院管理料の拡大を要望する。

A101 療養病棟入院基本料の医療区分の見直し

リハビリが 30 日間しか評価されていないが、療養病棟の患者は基本的に1日当たりのリハビリが十分にできる状態ではないので、疾患別リハビリテーション料を算定している間は、30日間の制限なしで医療区分2での評価とするよう、見直しを要望する。

作業療法計画策定等に関する診療報酬の新設

現在は医師の指示があれば精神科作業療法が算定できるが、長期入院患者を前提にし たような仕組みである。本来精神科作業療法は患者の社会生活機能の回復を目的に行 うものである。よって患者の地域移行支援に向けて、個別のニーズを評価し、作業療法 計画を策定すること、さらに退院に向けてそれを管理・評価することに対し、診療報酬 の新設を要望する。

(例)3月に1回:350点

▶︎https://www.hospital.or.jp/pdf/06_20211025_01.pdf

 

合わせて読む

第1報▶︎https://www.hospital.or.jp/pdf/06_20210426_01.pdf

令和4年診療報酬改定に係る要望書 第2報|日病会

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