その人の人生に寄り添える
私は回復期リハビリテーション病棟のある病院で働いていたことがあります。
その時の経験談を少しお話しさせてください。
急性期でも回復期でもそうですが、患者さんは一定の期間を過ごすと退院し、次のステージへ向かっていきます。
回復期リハビリテーションでは、3か月~6か月程度の入院・リハビリテーションを経て、退院となります。自宅退院の場合は、家屋調査などをして、退院した後の過ごし方などの指導をすることも多いでしょう。
病院勤務していた時に感じていたことがあります。
それは、退院したら、その後の情報がなかなか入りにくいということ。
せっかく状態が回復して退院しても、その後がどうなったのかわからないことが多いように感じていました。(もちろん最近の回復期リハビリテーション病院は訪問リハビリテーションも行っているところが増えてきているなど、すべてで言えることではありません。)
「あの方どうなったかな?」
「話していた希望は叶ったのかな?」
「寝てばかりになっていないでちゃんと運動はしているかな?」
など、気になってもなかなかその情報を聞くことはできません。
私は退院からがスタートだと思います。
リハビリテーションは「re habili tation」です。再び元の状態に戻す。
入院中は元の状態・生活ではありません。
退院して自宅に帰ってからが、Re start なのです。
スタートラインから再出発した方々の歩みを、この目で確認することができないのは何とも寂しい気持ちになります。
しかし訪問リハビリは違います。在宅でのリハビリ、つまりはその人の人生に寄り添うことができる。
退院してきた方々が今後どのように生活をし、それをどうサポートできるか。
退院して、叶えたいと考えていた夢に寄り添って、一緒に向かっていくことができる仕事だと思います。
もちろん、そのためには急性期、回復期でのリハビリテーションが非常に重要です。
その重要な時期からバトンを受け、さらにその人が輝く瞬間を支援できる。
訪問リハビリテーションは非常に魅力のある仕事です。
【目次】
第一回:百聞は一見に如かず
〈訪問リハビリテーション分野に転職をお考えの方にオススメ〉
都内にベストリハ株式会社という、理学療法士が代表をつとめる会社があります。今回は、読者の皆さまにベストリハの訪問リハビリテーションを見学できるよう体制を整えていただきました。
【ご希望の方はこちらからご連絡ください】
ベストリハ株式会社 総務 本田、安蒜(あんびる)宛
tel:03-5813-9897 mail:info☆bestreha.com(☆を@に変えてご連絡ください)
※参加希望の方は、「POSTの記事を見ました。訪問リハの見学希望です。」とお伝えいただくとスムーズです。
【求人情報】
ベストリハ株式会社では、訪問リハビリテーションに興味のある療法士を募集しています