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“世界を旅した理学療法士”が帰国すると当たり前の日常がこう見えた no.2

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世界一周で感じた’普通’を壊す体験

ここでは世界一周施術の旅をした理学療法士が帰国後、そのはちゃめちゃなキャリアをどう今後歩んでいくかを綴っていきます。

柿澤1

こんにちは!

随分、ご無沙汰になってしまいましたが、世界一周した僕は何をしていたかというと、帰国して3日目から全国20箇所でのセミナー行脚をヒッチハイクと土管での野宿をしながら全国を回り、
現在は新しくやりたい事をするために静岡から埼玉に引っ越しクリニックに勤めながら個人事業主として活動しています。

既にキャリアはめちゃくちゃなんですが(笑)

今回はよく質問される「どうしたら行動できますか?」に対して1つの考え方をご紹介します。

’普通の理学療法士’だった僕が何故こんなにアクションを起こす事が出来るのか。

結論から言うと「普通」の基準を高めるという事です。

 

いわゆる「コンフォートゾーン」を上げるともいいます。自分の壁を作っている行動や思考の外を行くという事ですね。

僕で言うと色んな事を経験して全身で感じたり、世界中のいい意味で飛んでる方にお会いする事で、世間で見たらネジが飛んでる事を「普通」と捉えます。

例えば、映画が見たくなって隣町の映画館に見に行くって普通じゃないですか。僕にとって世界一周ってその感覚と一緒なんですよね。

アホでしょ?笑

そんな事できるかタコって感じですが、それは何も大それたことをするという訳ではありません。

そして行動のヒントはここに隠されているんです!

 

仮にセラピスト1年目、福岡に住んでて東京でどうしても受けたい勉強会がある。

「知っている人はいないし、遠い勉強会に参加したことないけどどうしよう。。。」

「けど連休取って行ってみよう!」

結果、、、大満足。

次に受けたい勉強会が大阪であったとしたらどうでしょうか?前あった不安はだいぶ解消されるのではないでしょうか。

つまり、やりたい行動に対して少し背伸びして行動してみる、ないし先行的にやっている人に接して普通の基準を意図的に高める。

例えば、その子の職場では毎月、北海道の勉強会に行くくらい行動してる人がゴロゴロいたら東京って距離が普通に思うかもしれないですよね。

臭い言い方ですが、「一歩踏み出す勇気が未来を変える」という事です。

今回はせっかくアホが1人いるので世界で経験した非日常をシェアして普通の基準が少しでも上がれば幸いと思います。

 

 

華山@中国をシェア

標高2160mの険しく切り立った山々。その風貌からその昔、仙人が修行したと言われる。
これは行くしかないですよね。

 

切り立った山々、これが華山。
 

 

切り立ちすぎて階段作ったけど勾配が訳の分からない事に。
これをマジで登らなければいけない。

 

 

標高1000mの地点の崖に幅30cmの板で無理くり橋とか作っちゃうこの感じ、命綱はゆるゆるのハーネス一本。
制作サイドの神経を疑う設備のオンパレードである。

 

 

いや、超怖いんですけど
 

 

顔もひきつる
 

 

こんなヤバい所なのに平気で看板にはこう書いてある。
「慎重に中止し安全にスリップ」
いや、死ぬやつー!
アメイジングチャイニーズ。

 

 

首長族@タイをシェア

タイのチェンマイから少し離れた所に首長族の村があるとの事で会いに行くことに。
実際会ってみると彼女たちは何でも肩がこるとの事。
実際着いてみると、

予想以上になげぇッ!!
 

 

とはいえ、評価、評価、そして治療。
治療結果は、、、

 

 

首長族「\(^o^)/「@djpm#W##@〜」」

何言ってるか分からんけど、とりあえず喜んでくれたからOK!!
しかし、衝撃的事実を知ってしまう。

 

 

これは村にあった首長族のレントゲンなのだが、よくみると頸椎の長さは通常と変わらないが肩甲帯回りがやけに下がっている。

何かおかしいな、、、あっ、、!そういう事か!!

そう、首長族は首が長いのではなく、そのリングの重さで肩甲帯が下がっているだけなのだと。

つまり本当は「首長族」ではなく「肩下がり族」という事実。


、、、言えない。俺には言えない。

 

肩こりの問題点の#1が「リングを外す事」なんて、、、。

何百年続く部族の掟を俺が破るわけにはいかない。


僕はその日、理学療法士としての無力さに布団を濡らしました。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

是非、患者さんで首長族が来院された際には事実を伝えてみてはいかがでしょうか?

その他にも旅中にゲイに3回襲われたり、アメリカに強盗にあったりと結構な思いをしております。

こんな事を経験したら普通の基準上がりますよね。笑

日本にいれるだけでラッキーみたいな。

このように、自分の思っている既成概念を勇気を持って破ってみるといいかもしれないですね。

突飛な事をやれという事ではなく、今のやっていることを少し背伸びしてやるとか。

そうすると同じ出来事が起こっても動じることはありません。

それは「普通」の基準が上がり、今までとは違う行動に移せるタイミングという事になります(^-^)

是非試してみはいかがでしょうか(^_-)

それでは失礼いたします。

 

<バックナンバー>

新連載1弾:おごらず、謙虚に、着実に

新連載2弾:世界一周で感じた’普通’を壊す体験

□––––––––––––––––––––––––––––––––––■

連載第1弾:私が病院勤務を辞め、世界を目指したきっかけ

連載第2弾:旅の過程は「臨床推論」と同じ

連載第3弾:多くの療法士はまだ本気を出しきれていないのではないか?

連載第4弾:覚悟を持った行動が自分を成長させるチャンスとなる

連載第5弾:施術を通した「出会い」を大切にするために考えていること

連載第6弾:目標設定の必要性とそこに到達する為には

連載第7弾:物事に対峙する際の心構え、所作

連載第8弾:価値観の多様性を認める事

連載第9弾:自分の揺るがない思いは?

連載第10弾:得たい結果を得るにはそれ相応の「思い」や「覚悟」がいる

連載第11弾:世界を旅するのに何故、企業からスポンサードを得ようと思ったか

連載第12弾:我々の恐れなければならないのは、恐れることそのもの

連載第13弾:世界から帰国して思うこと

 

柿澤健太郎先生 経歴

柿澤先生

【所有資格】

理学療法士

【経歴】

静岡医療科学専門学校卒業 (現在臨床7年目)、卒業後「フジ虎ノ門整形外科病院」にて急性期~回復期~外来を経験

御殿場南高校野球部帯同(2013~2014)

御殿場看護学校非常勤講師(2014)

勉強会団体「丸裸会」会長(2011~)

金町慶友整形外科クリニック・リウマチ科内科(2016ー)
参健堂代表(2016~)

☞ブログ:世界を旅する治療家 カキザワ

“世界を旅した理学療法士”が帰国すると当たり前の日常がこう見えた no.2

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