細川先生による療法士のための投資セミナー▶︎https://investment-ptotst.
一家に一人のライフプランナー
―ライフプランナーはどんな存在でしょうか?
細川さん 保険という「商品」の話しがほとんどと思われがちですが、我々ライフプランナーは「今入っている保険と比べて、こっちの方がお得ですよ」という商品のみのご提案はしません。我々の話しの展開のしかたは、どちらかというと入る段階(入口)の話しも当然ですが、それよりもお支払の時(出口)の話を僕らは重要視しています。
なので、ソニー生命では担当がずっと一緒です。遠くに引っ越しても担当が変わることはありません。だからこそ、入口で絶対に嘘は付けないし、正確な正しい情報を提供しなければなりません。そして一生涯担当するという強い覚悟が無いと務まらない仕事です。自分のお客様の中には、東北地方、中国地方、四国地方にもお客さんがいらっしゃいますし、遠方でも必要に応じて行くようにしています。
入口(ご加入いただく際)でのコンサルティングにおいても、まずはご家族のライフプランニングを立てていただいて将来に安心していただいた上で、万一の際の話しをさせていただきます。万一が起こった後、残された家族にどのように生きていってもらいたいか。つまり、万一のことが起きたときでもライフプランが揺らぐことがないよう合理的な保険をオーダーメイドで設計します。だからこそ、正確でなくとも「将来どのように生きていきたいか」を考えることは非常に重要なんです。それが出来て初めて、①何のために、②いつまでの期間で、③どれくらいの保障額を準備したら良いかが理解できて、本当の意味で納得できると思います。
出口に関してですが、人間って保険金みたいな大金を手にすると、どれくらいで使い果たすと思いますか?実は皆さんが想像するよりもずっとずっと早い段階で使い果たしてしまいます。せっかく家族のために加入した保険も正しく使われることなく無駄に終わってしまうことのないように、ライフプランナーは保険加入時に込められた想い(どのように生きていってもらいたいか等)を伝え、残された家族に対してライフプランニングをしつつ、その保険金や給付金の使い道をアドバイスしサポートし続けます。
ソニー生命の創立者、盛田昭夫が何を思ってソニー生命を作ったかというと、“一家に一人ライフプランナー”ということを本気で考えていました。アメリカだったら一家にホームドクターがいて、顧問弁護士がいて、保険のプランナーさんがいて、定期的に話し合ってその家庭の保険をどうしたらいいか等を相談します。日本ってそういうのは、まだ一般的ではありませんよね。
また、ライフプランナーは全員が転職者でして、他社の生命保険会社にいた人も入れないんですよ。全くの他業種の人達を集めた集団がライフプランナーなんです。
ですので、色んな業界のプロが集まっています。PTの資格を持っている私は、身体のプロとして色んなライフプランナーの方から身体の相談を多く受けます。ライフプランナー自身の身体のことももちろん、一番はお客さんの身体の悩みについてよく聞かれますね。そのような感じで、私がお客さんにどんなことを聞かれてもライフプランナーのネットワークの中で解決できることがほとんどです。
なので、ライフプランナーって色んな選択肢を持っているのでその中からお客さんに本当に必要なものを提供できると思っています。全てがワンストップで出来るのが理想です。
ここまで聞いて分かると思いますけど、保険の提供が目標では無いってことです。ライフプランナーの最終的な目標は何かと言うと、お客さんの「経済的安定と安心」なんです。
―この記事を見た人が相談したい場合、細川先生に会えますか?
細川さん もちろんです。気軽にお声かけいただけたらと思います。ライフプランニングすること自体や、相談等にお金は発生しないので、あまり構えず相談してくれたらと思います。
―プロフェッショナルとは
細川さん :人の為に、どれだけ動けるかということですかね。
【目次】
第一回:私の担当理学療法士は脇元幸一先生
第二回:船橋整形外科→ソニー生命
第三回:ライフプランニングと理学療法評価
最終回:遠い約束を果たすために
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細川智也さんのプロフィール
1979年2月 千葉県船橋市生まれ
1998年4月 国際医療福祉大学(大田原)入学
2002年4月 船橋整形外科病院 就職(理学療法士)
2017年4月 ソニー生命保険株式会社 転職(ライフプランナー)
船橋整形外科病院では、下肢部門の課長として自分のグループを受け持つ。 研究報告や論文は、主にACLやアキレス腱断裂に関するもの多数。 その他、Spine Dynamics、筋膜マニピュレーション(level2まで)、DNS、クラインフォーゲルバッハ、MSIなどを駆使し、老若男女からアスリートまでの治療に従事するも、ヘッドハンティングにより2017年4月からライフプランナーへと転職し、初年度は新人賞にも入賞し今に至る。