言語聴覚士として子どもの個別支援に関わる中で、「保育園では先生の話が理解できないみたいです」「話してはいけない場面で先生に話しかけたりするんですって」という親御さんからの相談を受けることがある。このような場合、親御さんとしては、個別支援では静かに相手の話を聞き言葉かけに沿って動けるのに、どうして園からそんな指摘を受けるのだろう?という疑問も含んでいるように感じる。

さまざまな業界で、コロナ禍をきっかけにオンラインの可能性が見直されている。言語聴覚士業界も例外ではなく、オンラインという選択肢が増えることで、これまで支援が届きにくかった人々にどう支援を届けるか?という視点が再考されたと感じる。本日は、これまでの言語聴覚士によるコミュニケーション支援の形を振り返りつつ、筆者が実際に行うオンライン支援の形をお伝えしたい。
