【肩・肩甲帯部①】
運動器疾患を扱うセラピストにとって、腱板断裂や拘縮肩などで疼痛を呈する症例をみる機会は非常に多い。
これら症例に対し、意図した組織に的確にアプローチをするためには、漠然と“肩が痛い”と捉えるのではなく、肩の中でも“どこ”の“何が痛い”のかを各理学所見と照らし合わせて詳細に疼痛部位を絞り込む必要性がある。
特に、セラピストとは、手を媒体として評価から治療を行うため、 “的確に触れる技術”が重要であることは言うまでもない。
本セミナーでは、腱板断裂や拘縮肩でよく経験する疼痛を４つに大別し、各々の疼痛に対するアプローチ時に必要な触診技術についてレクチャーする。

理学療法士や柔道整復師などセラピスト、トレーナー、それらに準ずる学生

【持ち物】
Tシャツorタンクトップなど（肩が出せるもの）、解剖学書、筆記用具、バスタオル