【セミナー内容】
足関節内果・外果周囲の疼痛に対する評価とアプローチ

【講師よりメッセージ】
日々の臨床において、我々セラピストは骨折・靭帯損傷をはじめとした外傷性疾患や、足底腱膜炎・末梢神経障害といった非外傷性疾患など、様々な足関節・足部障害を経験します。

しかしながら、同一の診断名でも、症例の主訴（疼痛部位）や病態は一様ではないため、なにが痛みの原因かを理解した上で、なぜそのような状態に至ったのかの推察しながら、足関節・足部疾患に対する理学療法を展開していく必要があると考えます。

特に、末梢神経由来の疼痛に関しては、画像所見では異常が認められないこともあることから、筋力低下や感覚低下などの理学所見も確認することで、疼痛の原因が明確化すると思います。

本セミナーでは、足関節内果・外果周囲に生じる末梢神経由来の疼痛に焦点を当て、病態解釈を行う上で必要となる知識を述べつつ、実際の症例を交えて我々のこれまでの取り組みと今後の課題についてお話しさせていただきます。

医師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師など、スポーツトレーナー、それら養成校の学生