【適切に運動療法×環境設定×ADL指導が実施できていますか？】

Case①：30代女性・事務職
「週2回通院していただいているのに、毎回同じような肩こりと頭痛を訴えられます。治療直後は楽になるとおっしゃるのですが...」

Case②：40代男性・SE
「腰痛で来院されましたが、首も肩も辛い、目も疲れる、なんだかイライラするとも。どこから手をつけていいか分からなくて...」

Case③：20代女性・在宅ワーカー
『どんな椅子を買えばいいですか？』『モニターの高さはどうすべき？』と聞かれても、具体的にアドバイスできません

臨床でよく遭遇するこれらの悩みに、適切に対応できていますか？

【VDT症候群の悪循環を断ち切るために】

VDT症候群は従来の肩こり・腰痛とは本質的に異なり、長時間のPC作業によって筋骨格系だけでなく自律神経系にも深刻な影響を与える複合的な疾患です。

特にブルーライトの長時間曝露は自律神経バランスを崩し、テレワーク環境特有の心理的ストレスがこれに拍車をかけます。

さらに、人間工学的に不適切な職場環境が症状の慢性化を促進するという悪循環が形成されているのです。

よって、介入に際しては、従来の痛みの部位や程度の評価に加えて、患者さんの作業環境や姿勢、さらには心理社会的要因まで含めた包括的な視点が必要になります。

本セミナーでは、

実際の症例を通じて、評価から環境改善、運動指導、経過観察までの流れを学習し、症状の根本改善と再発防止のための知識・スキルの習得を目指します。

包括的な評価・介入を学び、表面的な症状の背後にある真の原因を特定し、一人ひとりの患者さんに最も効果的な治療戦略を立案できるようになってください！

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◾️講義内容予定（※資料一部抜粋）

・VDT症候群とは？
・デスクワークに伴い生じやすい痛みの特徴
・一般的なVDT対策
・不調を防ぐための環境設定（PC、モニター、マウス、デスク、椅子など）
・スタンディングデスクの効果やメリット
・デスクワーカーの不調における自律神経の影響と介入方法
・腰痛や肩こりを有するデスクワーカーにおススメの運動

など多数

講師：谷口英一先生（背骨・骨盤コンディショニング　こしラボ　代表、とかち腰痛予防プロジェクト　代表、Northinspire　代表）

学歴・職歴
2006年　北海道千歳リハビリテーション学院　理学療法学科卒業　医療法人社団博愛会　開西病院入職
2008年　北海道千歳リハビリテーション学院　臨床研修専攻科卒業
2010年　医療法人社団履信会　さっぽろ厚別通整形外科入職
2013年　Northinspire設立
2015年　背骨・骨盤コンディショニング　こしラボ起業　とかち腰痛予防プロジェクト設立

研究・翻訳・執筆
・平成20年　北海道理学療法士学術大会　札幌 「関節リウマチに対する人工膝関節全置換術前後の膝関節可動域の推移」
・平成21年　日本理学療法士学術大会　東京 「変形性膝関節症に対する人工膝関節全置換術前後の膝関節可動域の推移」
・平成26年　北海道理学療法士学術大会　帯広 「外腹斜筋リリース後、腹横筋筋厚増加が生じ腰痛が改善した症例」
・平成27年　北海道理学療法士学術大会　旭川 「立位靴下更衣動作時にのみ大腿前面のシビレを呈する末梢神経感作症例」
・平成29年　北海道理学療法士全道研修会　砂川「理学療法士として行う様々な活動」　パネリスト
・2022年2月26日　第3回　道南支部学術大会　基調講演「腰痛(腰部変性疾患)の発症要因」
・2022年　北海道理学療法士学術大会　旭川 「下肢痛の原因として反対側椎間関節由来の関連痛が疑われる症例」
・骨盤帯　原著第4版　医学書院(翻訳)Diane Lee (著)、 Linda‐Joy Lee (著)、 石井 美和子 (監訳)、 今村 安秀 (監修)
・非特異的腰痛のリハビリテーション　羊土社(執筆)赤坂清和、竹林庸雄(監修)、三木貴弘(編者)

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士　など

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