◇講義内容

１．臨床における痛みの捉え方と徒手療法の活用方法
２．徒手療法の適切な活用法（メリットとデメリットなど）
３．徒手療法を評価として活用する方法(疼痛、可動域制限に対して)
４．徒手療法を用いた治療例

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徒手療法は、どんな症状でも治せる万能薬ではありません。

徒手療法を臨床に活用する場合にもっとも大切なことは「適応を見極める」ことです。

高熱が出た時に腹痛に効く薬を飲んでも熱は下がりませんが、解熱薬を飲めば効果てきめんです。

このように徒手療法の活用法は、薬を使う場面と似ていると考えています。

つまりセラピストは、病態に対する適応を見極め、もっとも適切と考えられる徒手療法（運動療法や環境整備なども同じ考え方）を施せば良いのです。

しかしここでぜひ考えていただきたいのですが、ある医師が1種類の薬しか処方できなかったら、その医師は臨床で通用するでしょうか？

様々な症状に対応できはずがありませんよね。

セラピストもそれと同じです。

一人一人の病態に対する適応を見極め、徒手療法という引き出しを多く持っておいた方が良いのは当然のことです。

今回の内容は、徒手療法を臨床で効果的に活用したい方のためのセミナーです。

特に関節機能障害に対する徒手療法に的を絞って解説をしていきます。

引き出しを増やしたい方、徒手療法の適応を知りたい方は、ぜひご参加ください。

講師紹介）

谷口英一先生（背骨・骨盤コンディショニングこしラボ 代表　理学療法士）

◇学歴・職歴
2006年　北海道千歳リハビリテーション学院　理学療法学科卒業　医療法人社団博愛会　開西病院入職
2008年　北海道千歳リハビリテーション学院　臨床研修専攻科卒業
2010年　医療法人社団履信会　さっぽろ厚別通整形外科入職
2013年　Northinspire設立
2015年　背骨・骨盤コンディショニング　こしラボ起業　とかち腰痛予防プロジェクト設立

◇研究・翻訳・執筆
・平成20年　北海道理学療法士学術大会　札幌 「関節リウマチに対する人工膝関節全置換術前後の膝関節可動域の推移」
・平成21年　日本理学療法士学術大会　東京 「変形性膝関節症に対する人工膝関節全置換術前後の膝関節可動域の推移」
・平成26年　北海道理学療法士学術大会　帯広 「外腹斜筋リリース後、腹横筋筋厚増加が生じ腰痛が改善した症例」
・平成27年　北海道理学療法士学術大会　旭川 「立位靴下更衣動作時にのみ大腿前面のシビレを呈する末梢神経感作症例」
・平成29年　北海道理学療法士全道研修会　砂川「理学療法士として行う様々な活動」　パネリスト
・2022年2月26日　第3回　道南支部学術大会　基調講演「腰痛(腰部変性疾患)の発症要因」
・2022年　北海道理学療法士学術大会　旭川 「下肢痛の原因として反対側椎間関節由来の関連痛が疑われる症例」
・骨盤帯　原著第4版　医学書院(翻訳)Diane Lee (著)、 Linda‐Joy Lee (著)、 石井 美和子 (監訳)、 今村 安秀 (監修)
・非特異的腰痛のリハビリテーション　羊土社(執筆)赤坂清和、竹林庸雄(監修)、三木貴弘(編者)

◇保有資格
理学療法士(2006年)
心理カウンセラー(2011年)
Body circle公認インストラクター(2011年)
マリガンコンセプト認定セラピスト(2015年)
国際マッケンジー協会認定セラピスト(2016年)
作業管理士(2017年)
腰痛予防労働衛生インストラクター(2018年)
VDT作業労働衛生教育インストラクター(2018年)
運動器認定理学療法士(2018年度　登録番号　7-1522)
健康経営アドバイザー(2019年)

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士　など

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