伝えておきたい触診の感覚ー触診編ー

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触診の練習をする前に知っておきたいこと

理学療法士にとって「触診」は、重要な技術の一つであることは疑う余地がない。「触診」は、身体の中の情報を捉えるために重要なツールとなる。そのために理学療法士は、日々の臨床において「触診」する能力を高めていくことが重要となる。

 

また、「触診」から得られる情報は、理学所見の一つである。臨床で大切なことは理学所見から得られる情報と画像所見から得られる情報とのマッチングである。画像所見ばかりに頼ってしまうと、偽陽性や偽陰性の鑑別が困難になるばかりか、的確な評価ができなくなる。

 

そのためには精度の高い「触診」が求められることになる。また、「触診」は患者さんの肌に直接触れて行う行為である。若い理学療法士に多い注意点としては、指の先端で触る、爪が当たる、押す力が強い、握る力が強い、触れる力が弱すぎる、触っている組織が途中で違ってくるなどがある。

 

一つ一つの注意点をクリアーしていくことで、触診能力を高めることができる。そのためには段階的な技術の習得が必要となる。

 

触診は段階的な技術の習得

伝えておきたい触診の感覚ー触診編ー

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