臨床で多く経験される肩関節疾患の中でも特に重要な「腱板断裂」について、その解剖学的理解から術後リハビリテーションの進め方までを包括的に整理していきます。腱板は肩関節の安定性と運動機能を担う極めて重要な構造であり、その損傷や断裂は、疼痛・可動域制限・筋力低下などの機能障害をもたらします。
肩鏡視下腱板修復術(ARCR)の進歩により、低侵襲での修復が可能となった一方で、術後のリハビリテーションの質が予後に大きく影響することも明らかになっています。本セミナーでは、腱板の解剖と機能、腱板断裂の病態、ARCRの概要を整理したうえで、時期別のリハビリテーション戦略と、術後の疼痛に関連する要因について臨床的視点から解説します。明日からの臨床に活かせる知識と判断力を深めていただける内容となります。
*アーカイブ配信はプレミアム会員限定となります。
プログラム(学べること)
- 腱板の解剖と機能
- 肩腱板断裂の病態
- 肩鏡視下腱板修復術(ARCR)について
- 時期毎のリハビリテーションについて
- ARCR後の疼痛に関連する要因
セミナー概要
開催日:2025年9月11日(木)20時~21時30分
場所:オンラインセミナー(zoom)
対象:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、その他リハビリテーションに携わる専門職
参加費:無料

隅田涼平
理学療法士(福岡整形外科病院)
医療法人社団 日晴会 久恒病院
2019〜 九州大学病院
2020〜 医療法人 同信会 福岡整形外科病院