認知症予防パズル「パズルで脳トレーニング」発売

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理学療法士で、熊本県の「認知症予防モデル事業」や認知症リハビリパズル「川畑式パズル」など、認知症対策に力を入れている川畑智氏の監修で新たな認知症予防パズルが発売された。

▶︎ 「考える!」「手を動かす!」「楽しむ!」――時間を忘れるほど楽しい立体パズルで、脳がどんどん活性化。『パズルで脳トレーニング』新発売!

 

内容は、10種類のオリジナル木製パズルと色々な脳トレ問題が掲載された冊子のセットになっている。

10種類のパズルにはそれぞれ特徴があり、空間認識力を高める物や短期記憶や情報処理能力を鍛える物など、各々の状態にあわせたものを選ぶ事が出来る。

付属の冊子は、「入門編」と「上級編」に別れ、熟語しりとりやクロスワードなどの「テキスト系」、計算の組み立てなどの「ナンバー系」、間違い探しや絵探しなどの「イラスト系」とこちらも様々な種類で難易度を変えて行う事が出来る。

 

川畑氏は、認知症特有の症状である自分の居場所がわからなくなる「空間認識力」を直接鍛える事が出来ることや、熊本県の認知症予防プログラムにパズルを組み入れたところ、認知機能が大幅に向上した事などの理由から、このパズルに挑戦してほしいと語る。

また、お茶の水健康長寿クリニックの院長白澤卓二氏(医学博士)もパズルを解く際に指を使う事で、脳内の広い領域が活性化され、認知症予防に良いとしている。

認知症前段階とされている軽度認知障害(MCI)は、国内に約400万人もいるとされている。認知症の確立した治療法がまだ存在していない為、この認知症発症の前段階で予防することが重要だ。

 

 

認知症予防パズル「パズルで脳トレーニング」発売

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