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運動持久力をサポートする免疫細胞の働き解明|東北大学

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東北大学大学院の神准教授らは、運動持久力を高く維持するためには、運動中の筋肉に集まってくる好中球が重要な役割を果たしていることを発見した。

▶︎ 運動持久力をサポートする免疫細胞の働き解明

 

好中球は、運動中の筋肉の非常に限られた領域でのみインターロイキン1を分泌することで、その近傍の筋肉細胞を刺激してグルコースの筋内への取込を増強する効果を発揮している。その結果、エネルギー源であるブドウ糖の十分な供給が保たれることにより、その運動持久力を高めていることが明らかになった。

 

これまでは、インターロイキン1は強い炎症作用を持っているため筋肉痛の発生などに関わる、いわゆる「悪玉」として考えられていたが、稼働中の筋肉にやってきた好中球が局所的にごく微量分泌するインターロイキン1には「善玉」としての別の顔も併せ持っていることを明らかになった。

 

本研究は米国科学誌「Cell Reports」のオンライン版で公開されている。

運動持久力をサポートする免疫細胞の働き解明|東北大学

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