製薬会社のカレンダー 来年よりギフト禁止に

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病院のリハ室等によく貼られているカレンダー。よく見ると隅の方に〇〇製薬と書かれていることが多いのではないだろうか。

規定により、来年度より禁止されることになった。

 

製薬協の上部団体である国際製薬団体連合会(IFPMA)の理事会で、コードが改訂され、ギフトが全面的に禁止されたことも紹介した。19年1月から、医療関係者に手帳やカレンダー、お香典なども禁止されることになる。ただし、研究会・講演会のメモ帳やボールペンはギフトに当たらず、配布ができるという。

詳細を読む (引用元):厚労省・プロモーションGL策定で社内での監督義務化へ 未承認・適応外情報は求めに応じて科学的根拠が必須

 

製薬会社と医師(病院)とは切っても切れない関係にある。患者さんに対して薬を処方するのは医師である。つまり、医師がどの薬を選択するによって製薬会社の売り上げに直接関わってくるからである。

 

日本製薬工業協会に所属する71社が、2016年に医師に支払った講師料やコンサルティング料を集計したところ総額は266億円だったそうだ。

 

製薬会社は医師に何かしらのカタチで仕事を依頼し、覚えてもらうことで贔屓にしてもらうという裏の事情がある。

 

話は少しずれたが、来年度からはポスターが待っているだけでは与えられなくなるため、自己調達する必要があるので心当たりのあるリハビリ室はお気をつけて。

 

製薬会社のカレンダー 来年よりギフト禁止に

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