高齢者の就労をアプリ「GBER」

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2025年。国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という超高齢社会が、今から7年後に待っている。人口ピラミッドは逆転し、高齢者が若い人を支える時代がくるのかもしれない。

 

東京大学東京大学先端科学技術研究センターの檜山敦講師は、GBER(ジーバー)というウェブアプリは、アクティブシニアの興味に沿った仕事を紹介し、大勢で仕事をシェアするジョブマッチングアプリを開発した。

▶︎ https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z0508_00004.html

 

従来の雇用の概念では、時間、体力などの問題から高齢者を労働力として考えることが非現実的なものだったが、GBERでは、就労条件をスキル、時間、場所の3つにわけそれらを組み合わせることで、バーチャルに一人分の労働力として提供する「モザイク型就労」を提唱しジョブマッチングを実現している。

 


(Photo:GBER)

 

GBERの運用開始から2年間で、柏地域でのべ2300人以上に就労の機会が生まれたそうだ。檜山先生は、今後はアプリの機能を拡大し、個人の好みや経験データに基づいて興味の持てそうな仕事を勧めるようなサービスを始めたいと話す。

 

 

高齢者の就労をアプリ「GBER」

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