2019年度より「専門職大学」が始まる。
専門職大学とは、実習等を重視したカリキュラムにより、実践的な職業教育を実施する「スペシャリスト志向」の学生に向けた新しい制度だ。
photo:文部科学省ホームページよりスクリーンショット
専門職大学は、基本の大学と違って、必要な専任教員の4割以上が実務家教員、卒業要件単位の概ね1/3以上を実習等により修得するなどの条件がある。近年、理学療法教育の4年制教育への以降が進んでいく中で、専門学校が専門職大学へ以降するケースは今後増えていくだろう。
日本リハビリテーション専門学校や臨床福祉専門学校を運営する、学校法人 敬心学園もそのための準備を行なっている。
同学園理事長の小林氏はホームページ上で次のように話している。
今後AI等の第Ⅳ次産業革命が進行する中で、企業・外部団体とも連携して業務内容の変革に対応できる、高度な対人援助能力を有する専門職人材を養成するためには、単なる学問の世界に安住するのではなく、実践臨床的な応用力、展開力、また研究機能も併せ持った養成機関としての専門職大学設置が不可欠だと考えるに至りました。
詳細を読む(引用元):学校法人 敬心学園
理学療法士・作業療法士教育も変革期を迎えようとしている。高度な教育課程を踏んで、より質の高いリハビリテーションを提供できる専門家が増えることを願う。