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【畿央大学】抗重力姿勢時に前庭脊髄路興奮性は増大する

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畿央大学大学院修士課程の田中宏明氏と岡田洋平准教授は、ヒトにおいて抗重力姿勢時に前庭脊髄路興奮性が増大するかどうかについて、直流前庭電気刺激(Galvanic Vestibular Stimulation: GVS)やH反射という神経生理学的手法を用いて検証したー。

 

 ポイント

  • ・座位のGVSによるH反射(最大H波)促通の程度は腹臥位,背臥位より大きかった
  • ・GVSによるH反射(最大H波)促通の程度は皮膚刺激による促通の程度と比較して,背臥位では同程度であったにも関わらず,座位では大きかった.

 

詳細▶︎https://www.kio.ac.jp/nrc/20210209

 

関連する論文

Okada Y, Shiozaki T, Nakamura J, Azumi Y, Inazato M, Ono M, Kondo H, Sugitani M, Matsugi A.

Influence of the intensity of galvanic vestibular stimulation and cutaneous stimulation on the soleus H-reflex in healthy individuals.

Neuroreport. 2018 Sep 5;29(13):1135-1139. 

論文情報

Tanaka H, Nakamura J, Siozaki T, Ueta K, Morioka S, Shomoto K, Okada Y.

Posture influences on vestibulospinal tract excitability.

Exp Brain Res. 2021 Jan 21. 

【畿央大学】抗重力姿勢時に前庭脊髄路興奮性は増大する

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