今回は膝関節前方部痛の評価について紹介します。普段の臨床において膝関節の疼痛を訴える患者さんを見る機会は多いと思います。疼痛を訴える部位として、内側部とともに前方部は非常に多い印象を受けます。リハビリのオーダーは「変形性膝関節症」で、O脚変形もしているが、「内側は痛くなくて前側が痛い」という訴えの患者さんも非常に多いと感じています。よって今回の記事では、膝関節前方部に疼痛が生じている患者さんの、
・何が原因で痛いのか?
・どうやって評価するのか?
について解説していきたいと思います。最後まで読んでいただくと、膝関節前方部痛の患者さんを担当した際に「まずは何を評価すれば良いのか?」がしっかりとわかると思います。それでは参りましょう!