理学療法士の吉田俊太郎と申します 私は解剖学教室に所属し、筋骨格系の研究をしています(順天堂大学大学院にて医学博士号取得)。同時に普段は臨床で患者さんのリハビリを担当しています。 解剖学は教員の先生方が担当されることが多く、解剖学を専攻しているセラピストが担当することは少ないと思います。そのため私の方では臨床で働くセラピストが日々行っている評価と治療の疑問を臨床解剖学の視点から解決していきたいと思います。


痺れ、浮腫(むくみ)、痛みに共通して考えられるものとして、血行障害があげられます。 血行障害に対して、”アレ”を使用することで、それらを軽減することが期待できます。では、”アレ”とは何のか。それは、アロマを使用したアプローチです。 近年、医療施設でも使用されてきているアロマを、リハビリテーションに応用できる形で、3回研修会を行います。臨床で遭遇することが多い症状へのアロマの活用法を、現場で実践できる内容をお伝えします。





坐骨神経が大腿方形筋と大殿筋、およびこれらの間にある滑液包と癒着し、大転子に引き寄せられた状態に遭遇することがあります。




今回は、腰痛のClassification(クラシフィケーション)という考え方について紹介する。 現在の腰痛、特に非特異的腰痛に関しては、腰痛というものをさらに細かく分けて、それに適した特異的な介入を行う考え方が世界的なスタンダードである。 その腰痛をサブグループに分けることをclassification=分類 という。この記事では世界的にどのようなClassificationがあるのかを紹介する。
