「うちのリハ、費用対効果あるの?」――経営会議でそう問われ、口ごもった経験はないでしょうか。医療経済の世界には、この問いに答える共通の物差しがあります。"完全に健康な1年分"を1単位として介入の効果を数値化する「QALY(Quality-Adjusted Life Year:質調整生存年)」です。本記事では、海外のリハRCTがQALYで示してきた数字と、日本の制度がリハをQALY評価に乗せない構造的な理由を整理。そのうえで、自施設の前後比較で「QALY的価値」を語るための方法と限界を解説します。
朝の申し送りで隣の先輩のリハをチラ見し、午後のセッションで再現してみる──新人・若手の臨床は、こうした模倣の積み重ねでできています。模倣そのものは悪くありません。問題は、私たちが「何を」「いつの基準で」真似ているのかを、自覚しないまま継承していることです。本記事では、教育学・社会心理学・PT教育の研究をたどり、「先輩のやり方を真似る」という当たり前の行為に潜む観察学習バイアスを言語化します。最後に、明日の臨床から使える「翻訳の3つの問い」をチェックリストとして提示します。

第58回の理学療法士・作業療法士、第25回言語聴覚士国家試験の合格率は、理学療法士は87.4%、作業療法士は83.8%、言語聴覚士は67.4%でした。大学別の合格率をまとめました。

第57回理学療法士国家試験合格率を専門学校別にまとめました。