※復習動画あり 【徹底的なエビデンスをもとに、根拠のある評価と治療ができるようになっていただきます】

転倒はなぜ起きるのか？なぜ繰り返すのか？

多くの人が悩んでいる難しいテーマだと思います。　

転倒防止、転倒予防をするために効果的な方法はないのでしょうか？　

身体能力を向上させるだけで良いのでしょうか？　

もちろん身体能力向上は必須ですが、それだけでは不十分なのはこれまでの臨床経験からもおそらくご理解いただけると思います。

転倒は「環境要因」と「身体要因」の２つの要因から考慮していく必要があります。

このセミナーではまず転倒しやすい環境と身体状況の理解をすることから始まります。　

次にバランスの理解、バランスの評価へと進み、最後に転倒しづらい身体能力を目指す運動療法、転倒しにくい環境と身体作りまで、それらの理解から実践方法まで学んでいただきます。

皆様が担当しているクライアントの中には、転倒防止ができないため自宅へなかなか帰れない方、転倒することで症状が悪化する恐れのある方がたくさんおられると思います。　

セラピストの腕次第で、自宅復帰は早くもなり、遅くもなります。

これは非常に怖いことだと思います。

私達セラピスト自身が「人生を悪くするきっかけ」にならないように　

「人生を好転させてくれた恩人」になれるように

このセミナーで多数のエビデンスをもとにした信頼できる実践知識を手に入れてください。

翌日から自信を持って指導できるようになっていただければ幸いです。

講義概要）
1. 転倒しやすい環境
・転倒の危険因子
・高齢者の転倒構造
・ころびやすい場所はどこか？
・転倒リスクを高めるエビデンスを多数紹介
・高齢者の転倒を予測できるか？
・転倒予測するための評価表
・バランススケールと注意障害評価
・回復期病棟における損傷した脳半球の違いによる転倒の特徴
・屋外活動を決定する要因とは？
・パーキンソンの転倒
・高齢者施設での移乗時の転倒
・危険行動の指標

2. バランスの理解
・バランス能力の６つのサブシステム
・バランス能力に影響する感覚要因
・支持基底面との関係

3. バランスの臨床評価
・バランス評価はどんな指標が良いのか？
・前方への重心移動能力を直接的に測る方法
・立位保持能力と歩行能力で測る方法
・各種テスト

4. 転倒しづらい身体能力を目指す運動療法
・有用とされる転倒予防の介入方法
・どんな運動が適切か？　
・高齢者のテーラーメート型転倒予防
・運動機能が高い高齢者向けの運動
・やや移動能力が低下した高齢者向けの運動
・移動能力が低下した高齢者向けの運動
・体幹の分節的運動
・柔軟な動きを制限する要因を改善させる運動
・片脚立位と３種類の支持基底面
・安定性限界を拡大するための2種類のトレーニング
・バランス難易度に影響を及ぼす課題と環境の要因
・支持基底面と重心線の関係から見た動作の分類
・立位姿勢のバランス能力の段階的な練習環境
・重心移動と支持基底面を意識した練習
・翌日にも再現できるよう定着させる工夫
・変化した行動が日常生活で行えるようにする工夫２つ
・目標設定
・今後さらに転倒しずらい身体能力にするために

講師：山本泰三先生
（株式会社スターティングアゲイン代表取締役）

・専門理学療法士（基礎系・神経系・運動器系）※平成29年2月 3部門すべて更新

・スタビリティ研究会代表

・東京衛生学園専門学校 非常勤講師

・昭和大学 非常勤講師

・公益法人 茨城県理学療法士会 功績賞受賞

・Redcord Neurac 3 course : Certified Neurac Practitioner (2018年）※日本でひとり目

・Redcord Neurac 1 course instructor

・Redcord Neurac 2 course instructor（全3コース2015年取得）

・Redcord Neurac Neurology（片麻痺）course instructor（2014年取得）

・Redcord Sport/Active Intro course instructor（2016年取得）

・Redcord Basic course instructor

・Redcord Group course instructor

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士　など

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