受付中2017年09月23日 15:09に投稿

介護老人保健施設での就職

キャリアコンサルタントが徹底サポート

来年から、新卒で介護老人保健施設での就職がきまり、現在は国家試験や卒業研究に取り組んでいます。わたしは、元々地域リハに興味があり、老健や訪問、デイサービスで就職したいと思っておりました。しかし、はじめから老健に就職する方は少ないのかなと思っております。実習でお世話になった老健では、介護士の不足でリハスタッフも介護の仕事を行っていました。これから高齢化も進み、リハ職が介護を行うことも少なくなくなるという話も聞きました。将来的に、リハスタッフも介護の仕事を行うことが当たり前になっていくのでしょうか?また、老健でこれからのリハビリの在り方など、考え方があれば教えて頂きたいです。

回答3

5年目のPTです。

療法士も介護の仕事をするのか。これは分かりません。PTが書いているブログではそういった話題はちらほら目にしますが実際はどうなんでしょうね。「これからは診療報酬、介護報酬は削られる一方だから、自費サービスが療法士の生きる道だ!だから腕のある者だけが残っていく!」なんていう記事もよく目にします。腕のないPTは需要がなくなり介護の仕事をしなければならないのならば、私も危ういです。

また、老健のリハビリのあり方というのも一概に言えないのかと思います。私は以前療法士が10人ほどいる老健にいましたが、意識低い系の人達しかいませんでした。(膝痛いの?そうなんだー困ったねー。みたいな) 一方、勉強会に行くと老健で働いている優秀な人も山程会います。なのであなたの職場の色にもよると思いますが…。

また、老健の加算についてはうろ覚えなので間違っているかも知れませんが、病院みたいに個別リハビリはそこまで沢山出来なかったと思います。(短期集中加算があれば可能?) 在宅復帰を謳っていますが、実際にちゃんと機能回復をして帰る人は少ないと思います。症状が慢性化した人が多くいて、個別でしっかり関わることがあまり出来ないですが、その人が持っている機能をどう活かしていくかということを考えていました。回復よりも適応。回復も大事ですが。

2017年09月24日 23:45

12年目のPTです。新卒から老健でしか働いたことがありません。なので、同じ境遇と言いますか、地域リハを目指している仲間として、嬉しく思います。いきなり、老健からという不安も分かるつもりです。自分の経験でしか語れませんが、申し訳ありません。
※いろいろ書いては消し、書いては消しで上手く伝えられる文章が見つかりませんでした。すいません!いろいろご意見頂けると助かります。
将来的に、リハスタッフも介護の仕事を行うことが当たり前になっていくのでしょうか?
→現に行っているところも多いかと思います。この書き方ですと介護のマンパワー不足により、ケア業務を手伝うというニュアンスでしょうか?それなら、なかなか難しいと思いますが、私は、理想としては、セラピストとしての強みも持ってケア業務に入るという視点で取り組めると、それは、凄い有意義なことだと思います。PTは、「えらそう、リハビリだけして、こっちは忙しいのに」とか、一昔前ではよく現場で聞かれていたと聞きます。今でもそんな考えを持たれている方もいるかもしれません。そこで同じ目線に立ち、実際のケア業務にあたる中で、動作介助指導やちょっとしたコツを伝えることが出来れば、それが生活リハビリに繋がり、現場との良好な関係が築けるいいチャンスと捉えてみるとか。なかなか、個別リハビリだけでは、利用者様の生活を把握(評価)することも難しいと感じています。
実際、介護業務にリハスタッフが入らないといけないというのは、国の政策、介護のマンパワー不足にて、どうなるかは正直わかりませんが、ケアの業務に入るにしてもリハ職として専門性、強みを出していければと思います。あくまでも謙虚に!

老健でこれからのリハビリの在り方など、考え方があれば教えて頂きたいです。
→本来の老健の機能として、入所は在宅復帰と看取り機能の2つ、通所では、住み慣れた地域での生活を支えるリハビリテーション、または中重度者の受け入れ、だと思います。その中でリハビリ専門職が出来ることは大きいと思います。ですが、よく半田会長もおっしゃっている今までの生活期リハビリは、擦って、歩かす、と言われる状況では難しいと思います。身体機能の回復だけではなく、活動と参加に目を向けたリハビリテーションを目指していきたいです。これが、言うのとするのでは、なかなか大変なことなのですが。
そして、最近参加した研修会の中での言葉ですが、「触らずに治す」と言われ、今までの経験を振り返り、確かにと感じる言葉でした。医療保険分野と介護保険分野を分けて考え、病院での回復期に行われる治療理学療法を、様々な手技を用いた「hands on skill」、予防理学療法や、障害が残ってしまった生活期でのリハビリでは「hands off skill」と聞きました。そして、私は、だらだらと漫然としたリハビリテーションではなく、短期集中的に社会参加を行えるようにアプローチし、セラピストに依存しない自律(自立ではなく)した生活を送れるよう支援が出来るようになりたいと考えるようになりました。しかし、これがまた難しく、課題はたくさんありますし、自分の視野の狭さ、知識不足で、今もなお模索しているところなので、偉そうなことは言えませんが。
先を考えると、これから迎える高齢化社会は本当に恐ろしい状況になるかもしれません。しかし、私たちはリハビリテーションを行う専門職として、明るい希望だと信じています。同じ地域リハに興味を持たれたということで、熱くなり、長文になってしまいました。申し訳ありません。一緒に頑張っていきましょう。卒論に、国家試験に大変かと思いますが、どうかご自愛ください。

2017年09月27日 02:29

新卒で老健へ入職して2年目になるPTです。
今後の老健への考え方ですが、介護にかかる財源を減らすという国からの目標のもと、高齢者や障害があっても、それぞれが生きがいを持ち、可能な限り自立した生活を続けられるように支援していく必要があるかと思います。そのためには利用者さんがどういうニーズをもち、どういうサービスを求め、どんな目標を掲げるか、それに必要なものは機能訓練か、環境設定か、はたまたプランやサービスが適正かを考え、提案していき他職種と話し合っていくことがリハビリ職に求められると思います。リハビリ=徒手療法、機能訓練などは地域リハでは減っていくかと思います。(在宅復帰目標の老健入所の方は機能訓練を重視しますが)
学校や実習で習うリハビリとは少し違いますが、リハビリ職の専門性により、他職種と連携するマネジメント能力やコミュニケーション能力を培っていくことが今後は重要だと思います。この力は、医療現場ではなかなか学びにくいことだとおもってます。私も最初は不安でしたし、今も力不足を感じることが多々ありますが、生活リハ、地域リハ、介護予防などの考えを理解でき、非常にやり甲斐を感じています。
リハビリが介護の仕事を〜の質問は他の回答者さんと同意見なので割愛します。笑

2017年09月29日 16:39

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