理学療法士1年目です。最近、「Facebookで一瞬で腰痛を治すテクニック」という記事が流れてきました。自分は整形外科で働いているのですが、なかなかうまく治すことができずに悩んでいます。
ただ、先輩の患者さんが「もうここに通い始めて3年になるのよ」と言っているのを聞くと、このまま先輩に教えてもらっていてもロクな理学療法士にならないのではないかと思ってしまいます。
「腰痛が一瞬で治る」と聞くと怪しい気もするのですが、実際にその記事で紹介されている動画を見ると患者さんも喜んでいて、可動域も良くなっています。
これが本当だったら、患者さんも良くなってHappyですよね?
セミナーに参加するか悩んでいるのですが、皆さんだったら怪しいと思って参加しませんか?また、もし他にオススメのセミナーがあれば教えていただければ幸いです。
三年目の理学療法士です。
怪しい煽りなのかもしれませんが、気になるセミナーならば、一度受けてみるのも手だと思います。よほど高額なセミナーならば考え物ですが、料金的に他のセミナーと変わらないのであれば、試しに受けてみて、そのセミナーを自分なりに整理して、本当に臨床で使えるかどうか検討するのも大事かと思います。
世の中には、セミナーが溢れてます。その中で、有名講師が行っているセミナーでも臨床にうまく繋がらないものもあります。情報は氾濫してますので、自分で情報の選択ができるようになることが、これからの能力として必要になるはずです。
また、蛇足手ますが、「腰痛を治す」といっても、痛みなどを即時的にとってあげたことが、腰痛を治したと言う人もいれば、腰痛を引き起こしている要因を修正したり、取り除いたこと=腰痛を治したと考えるなど、「腰痛を治した」といっても何にアプローチしてどう治したのかわかりません。どちらが良いということではなくて、自分がその患者さんの何にどうしたいからどのようなアプローチを試みて、どう変化したのか?といった、仮説検証型のアプローチをしていくことが大事だと思います。
そのためのアプローチ方法として、いくつもの選択肢を持つことは良いことだと思いますので、気になるセミナーであれば、試しに受けてみて、そのあと自分の臨床に使えるかどうか検討してみてはいかがですか?