受付中2018年01月08日 12:29に投稿

X線画像やCT画像撮影に関して

病院で働いている理学療法士です。
現在は療養病棟で働いていますが、回復期も併設されているため、フォローに入ることもあります。

うちの病院では現在、入院するすべての患者さんに(疾患に関わらず)胸部レントゲンを撮る決まりとなっています。

中には股関節頸部骨折で入院してくる方にもです。
心不全や誤嚥性肺炎など、高齢者の方の多い疾患の早期発見には繋がると思いますし、患者さんの全体像をより把握する意味で役立ってもいます。

そんな中でついさっきこの記事を読んで疑問を持ちました。

<不適切な画像検査>撮影増は病院利益 被ばくリスク考慮を
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180107-00000027-mai-soci

東日本大震災の時に被曝に関して問題が上がっていましたが、アメリカなどでは(保険制度の違いもありますが)レントゲンを撮るかどうか慎重に判断するようです。

皆さんの病院ではどうなのでしょうか?
他の病院での事情が知りたいです。

回答1

私は現在病院で就業していませんが…

殆どの病院では入院時の胸部(場合によっては腹部も)単純X線写真撮影はルーチンです。

理由としては、質問者様のおっしゃることもありますが、結核など見逃してはいけない(=そもそも入院させられない!)疾患をスクリーニングで見つけるために必要だからです。

参照記事を見ましたが、これはCT撮影(被曝量多め)に対する記事であり、単純X線撮影(被曝量少なめ)についてではないと思われます。救命センターなど一部の施設を除いてCTをルーチンで全員に撮影するのは流石に問題だと思います。

費用については、調べるとわかると思いますが、胸部単純写真1回の点数はリハビリの1単位には及びません。そのため、営利目的とも考えにくいです。

2018年01月09日 19:14

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