オンライン開催 姿勢/動作分析の考え方
オンラインにて姿勢/動作分析の考え方を学ぶことが出来ます

開催情報
- 主催
- Conditioning Room-S(主催者の詳細情報を見る)
- 日時
- 2025年06月27日
21:00-22:30
21:00-22:30
- 定員
- 40人
- 受講料
- 2000円/1人
2000円
- 会場
Zoomによるオンライン開催
- 住所
- 大阪市住吉区
申込方法
Peatixにてチケットをご購入いただきます
こんなことを教えます
先生方は、日々の治療において、対象者の姿勢や動作を観察・分析されていますか?
私は、徒手療法を行う治療者にとって必要な技術は、大きく分けて以下の3つであると考えています。
見る技術
考える技術
触る技術
この3つの技術(個別のテクニック)がかけ合わさり、包括的なスキルとなると考えています。
今回のセミナーでは、このうちの「見る技術」と「考える技術」に焦点を当て、それぞれの基本的な考え方やフレームワークについて解説します。
たとえ、どれほど高度な「触る技術(治療テクニック)」を持っていても、適切な「問題点」に介入できなければ、期待するような改善にはつながりません。術者自身が「良くなった」と感じたとしても、対象者が本来持っているポテンシャルを十分に引き出せていないこともある可能性もあると思うのです。こうしたことは、自分では判断しにくく、気づきにくいもので、自分の中のフレームワークだけでは解釈に及ぶ可能性は高くないと考えます。
人体の成り立ちと動作
人間は「生き物」であり、精緻な細胞の集合体です。そしてこの世界には、常に「重力」が存在しています。人体という物体は、重力の影響下で姿勢を保持し、動作を遂行しています。
人体を構成する「骨」は物理的な形を持ち、それらがどのように連結しているかによって、その関係性はある程度決まってきます。三つ以上の骨が連結すれば、全体の構造も一定のパターンが形成されると考えられます。
このように、人体は「骨」という物体の集合とその組み合わせによって姿勢や動作を形づくっています。その関係性を理解することで、「なぜそのように動くのか」「なぜそのような姿勢になるのか」といった疑問に対し、理論的に考察することが可能になります。そこから原因となる「問題点」も明確になってくるはずです。
創発する人体の可能性
私たちが姿勢や動作を観察し、分析し、そして適切に介入したとき、対象者が私たちの予想を超えるような変化を表現してくれることがあります。それは、あたかも人体という物体の中で「自己組織化」が起こっているかのようです。このような現象は、「創発現象」として捉えることができます。
そしてこの創発現象とは、自己の内側から秩序や機能を生み出すプロセス――すなわち「オートポイエーシス(autopoiesis)」の現れでもあると考えることもできるのではないでしょうか。
治療におけるシステム的視点
姿勢や動作を分析し、問題点を考慮した上で治療を行うということは、すなわち:
骨格を構成する関節運動
それを動かす筋の活動(収縮・弛緩)
筋活動を制御する神経系
神経筋骨格系の機能に背景に存在している内臓機能系
これらに対して、包括的にアプローチすることを意味します。
このように「システム」としての身体を捉えたとき、フィジカル(物体)的な側面とコーディネーション(協調)という側面が、互いに補完し合っている関係性を理解できるようになります。
今回のセミナーでは、姿勢・動作を物理的視点である筋骨格系を中心に、観察・分析するための基本的な枠組み(フレームワーク)をお伝えします。
対象者の姿勢や動作を正しく観察・分析し、問題点を的確に捉えることができれば、治療の結果は大きく変わってきます。さらに、問題点を把握した上で、他の部位に介入して問題点に変化を与えることも可能になります。
本セミナーが、先生方が“選ばれるマニュアル・セラピスト”として臨床の現場で活躍されるための一助となれば幸いです。
弓永久哲(ゆみなが ひさのり)
関西医療学園専門学校、ゆみなが鍼灸院、ゆみなが整骨院
理学療法士・鍼灸師・公認心理師
博士(学術)
FBMインストラクター
データサイエンティスト
当日の流れ
20:45-Zoomミーティングに入室可能です
こんな方を対象としてます
クライアントに関わるすべての職種
受講料について
2000円
受講する際は以下をお読み下さい
Zoomによるオンライン開催
カメラはオン、音声はミュートで基本お願いします
申込方法
Peatixにてチケットをご購入いただきます
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