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筋萎縮は腎機能低下のせいだった!?

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ざっくりPOINT


■慢性腎臓病(CKD)患者では、腎機能の低下によって体内に溜まった尿毒素が骨格筋の代謝変化を引き起こし、筋肉の萎縮につながっていることを、東北大学大学院の研究グループが突き止めた。尿毒素の体内への蓄積は、心疾患だけでなく筋萎縮にもつながることがわかった。


■CKDでは、腎機能のはたらきが徐々に低下することで老廃物が体外に排泄されず、体内に「尿毒素」と呼ばれる毒性物質が蓄積する。CKD患者では筋量や筋肉が低下する筋萎縮を合併する頻度が高く、尿毒素との関連が指摘されているが、その機序は明らかにされていなかった。今回、研究グループは、この尿毒素のうち、もっとも毒性の強いインドキシル硫酸に着目し、筋萎縮との関連を検証するため、マウス、筋細胞、ヒトを対象とした研究を行った。

 

■さらに、CKD患者では、体内に尿毒素が蓄積する人ほど2年後の骨格筋量が減少し、筋萎縮が進行することもわかった。

 

詳細を読む(引用元):HealthDayJapan

 

POST編集部コメント

慢性腎臓病の患者数は年々増加傾向であり、厚生労働省調査(平成26年)によると、総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は約30万人と言われています。

近年では、透析患者への「腎臓リハビリテーション」も注目度は高まっており、今後の研究の発展に注目です。

筋萎縮は腎機能低下のせいだった!?

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