中島卓也先生−映像クリエイター理学療法士(PT)−第2部

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ライフスタイル+理学療法士

みんなそれぞれ得意なところがあると思います。もちろんPTとして技術を高めるというのも一つだと思うけど、自分のライフスタイルというものがあるじゃないですか?それをどんどん混ぜていかないと、仕事とプライベートを割り切るのも一つですが、ごちゃ混ぜにしてしまえば、誰も行き着いたことのないようなものが見えてくるのではないかと思うんです。

今色んなことをやるPTが増えてきているのはすごく面白い現象だと思うので、そこを伸ばしていかないといけないんじゃないかな。医療保険に守られているので変に飛び出ちゃうと叩かれる部分もあると思うけど、そんなの関係なく、どんどんやらないと、こじんまりしたよくわからない古びた職種になってしまいます。叩かれるのを恐れては行けない。出る杭は打たれるけど、出ない杭は誰にも見つけられない。理学療法士ができる可能性は出していかなければいけない。

5 なんか自分の好きなことと何か掛け合わせれば楽しいことできると思うんです。

自分の力をいかせる場所はどこ?

カメラや編集をしていて、技術がない人は基本的には上にはいけません。いくら何年やっていても編集が遅かったり技術がなかったら給料もポジションも上がらないのが普通です。だけどこれは一般の会社もそうですが、病院も入職して何年目で昇給とかあるじゃないですか?そこが違うなって気がします。病院というのは数値化されにくく、国が退院させているわけで、必ずしもPTの力で退院させている訳ではないし、そこのギャップがあるかもしれないですね。良くなろうが、良くならなかろうが、入院の期限がきたら退院しなければいけない。そこが難しい。だからもっと目に見える効果を出さなければいけないのかもしれないと思っています。自分は33歳になりますが、30代過ぎてからPTになったので、人間関係の構築というのが好きでした。一人で表に出たとしてもなんとなく出来るという自信もありました。病院で経験を積むのも大事ですけど、自分の力を率直にすぐ生かせるところとして、東京リハビリテーションサービス(訪問リハビリテーション)に入職しました。

 4 社会経験があるからこそのご意見。

ノウハウ

 正直、社会人から再度リハビリテーションの養成に入学するまでには葛藤がありました。20代後半で普通の大学を卒業して会社に入っていたら、早い人だったら役職についているような時期。そこで今の自分の地位を投げ出して、またゼロからスタートさせなければいけないので、そこには葛藤がありましたけど、やるって決めたらやるしかありませんから。社会人だったころのノウハウを存分に生かすしかない。学生時代でも資料の作成とか、「人をまとめるという力というのは学生から上がってきたストレートな子よりも、必ず長けているはず」と思い、そこは全面に出していきました。みんなを引っ張っていくポジションにいる、そこには責任感を持ってやっていかないと、社会人から学生になった意味はないと思います。高校から上がってきた学生と一緒にやっていたら、何の意味もない。そこの意識が大事でしたね。

  _MG_5937 歳の差はなれた学生との交流。案外楽しい思い出が沢山出来たそうです。

中島卓也先生経歴

前職はカメラマン、編集者として映像制作会社に勤務。

学生時代よりテキストでは理解しにくい生理学、運動学、解剖学などを

映像化し「医学に関する専門的な知識を動画で紹介する」活動を行う。

現在は都内の医療機関に勤めながら入谷式足底板(基礎編):運動と医学の

出版社のDVD制作、理学療法士協会「笑顔をあきらめない」PR動画制作に

携わる。

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