今月のインタビュー予定ダイジェスト【2017年9月】

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今月のインタビューダイジェストを一挙公開

畿央大学大学院|理学療法士 今井亮太先生

【やる気のなかった学生時代】

 実は医師を目指していたという今井先生。自らの学力では無謀だと気づき、理学療法士の道へ。国公立大学を受験するも2年連続不合格となり、大学入学後にはすでに燃え尽き症候群にかかっていたとのこと。

実習に出ても熱くなれぬまま研究室選びへ。

 

【森岡ゼミがターニングポイント】

 正直やる気もなく成績も良くなかったと語る今井先生。しかし、成績上位が集まる森岡ゼミへの入ることに。運動器に興味のあった今井先生は、前評判から「厳しい」と噂されていた森岡ゼミにそもそも行く気がなかったそうだ。兄からは「厳しい研究室の方が・・」と言われ渋々希望を出した。

しかし、このゼミでの経験が、その後多数の賞を受賞する理学療法士今井亮太先生が誕生するきっかけとなった。

続くー。

2017年9月3日より配信予定

 

国際医療福祉大学 講師|理学療法士 宮森 隆行先生

PCL損傷を負いJリーグとの契約が白紙に

 高校生の頃からJリーグのオファーをもらい、セカンドキャリアを考え大学へ進学した宮森先生。大学卒業間近にもJリーグからのオファーを受け、合宿にも参加。しかし、合宿の終盤すでにJリーグとの契約も済ましていた最中にPCLを損傷する大けがに見舞われ、Jリーグとの契約が白紙になってしまう。

 

【家族とともに海外留学へ】

 ”ある”きっかけから、自己の能力を高めるため海外留学を決意。その頃結婚し、子供もいたため家族でオーストラリア生活を開始。子供の学費と自身の学費、生活費を工面するため夜中の清掃バイトで食いつなぎ、ようやく大学院へ入学。しかし、日本の理学療法士免許が認められず、臨床実習に出られないことから、わずか数日で退学。

海外留学の再チャレンジのため、今度は単身ニュージーランドへ旅立った。

続くー。

2017年9月10日より配信予定

 

茨城県立医療大学 准教授|理学療法士 角友起先生

【高校生時代、金属を加工して床反力計の作成を試みる】

 工業高校機械化出身の角先生は、人体への興味から床反力計の作成を試みることに。しかし出来上がったものは、ただの金属塊。使い物にはならず、モノ造りを諦め、分析する人間になることを決意し、理学療法士の道へ。

 

【リハビリテーションというもの自体を知らずに受験】

 面接で「リハビリテーションのこと知らないで受験したの?」と言われるほど、何も知りませんでした。そんな状態でもなんとか入学が許されるも、授業で教わる動作分析の解析方法に「雑だ」と感じてしまう。

これをきっかけに、理学療法士への熱意は冷め、また別の研究をすることに。

続くー。

2017年9月17日より配信予定

 

運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 著者 森ノ宮医療大学|工藤慎太郎先生

【学生時代のケガ経験から理学療法士の道へ】

 理学療法士になるきっかけは、「軒並みによくあるパターンだ」と語る工藤先生。スポーツ理学療法を学ぶために、鵜飼先生のいる学校へ進学。入学後は、学費や生活費を工面するためバイトを週4,5日行なっていたため、勉強もそこそこであった。しかし、そもそも暗記の多い授業や過去問が出題される授業など、効率よく学べば全く大変ではなかったと語る。

 

【良い成績を取れ。しかし、その成績は社会では価値がない】

 早くから教員の道に進んだ工藤先生が語る教育論。「良い成績をとる学生が社会で通用するとは限らない」と常に学生へ伝えているという。社会に出て価値のある理学療法士育成のために、日々の教育を工夫している。テーマは何をするにしても「楽しむ」ことを重要視し、臨床、教育、研究の三位一体モデルを実践中だという。

続くー。

2017年9月24日より配信予定

 

今月のインタビュー予定ダイジェスト【2017年9月】

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