【赤ちゃんの抱き方】療法士視点の腱鞘炎予防のアドバイス

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赤ちゃんを抱っこするようになって、腰痛や肩こり等の症状を訴えるようになったお母さんは多いことだろう。

 

理学療法士であれば、もしかすると友人にアドバイスを求められることもあるかもしれない。

 

今回紹介するのは、産後の問題として多い「ド・ケルバン腱鞘炎」や手根管症候群を予防するための抱っこの仕方である。

 

赤ちゃんを抱いたり揺すったりするときには、手首を深く曲げた姿勢で、手と指を赤ちゃんの身体に巻きつけないようにしてください。この姿勢だと、親指と手首の神経が圧迫されてしまいます。この部分が繰り返し圧迫されると、手根管症候群の原因になります。

 

Rachel Foley氏は、自分の手をフォークリフトではなくブルドーザーだと考えるようアドバイスしています。(中略)手と親指を平行な状態に保ったまま、赤ちゃんのお尻と背中をすくい上げるようにしてください。

詳細を読む(引用元): 痛みを和らげる、人間工学的に正しい赤ちゃんの抱き方

 

ド・ケルバン腱鞘炎は手関節の母指側にある腱鞘とそこを通過する腱に炎症が起こった状態である。

 

もしなってしまった場合寒冷療法や長母指伸筋、長母指外転筋のストレッチ痛みが軽減できるかもしれない。

 

あなたが他に行なっているリハビリテーションで効果的な方法や生活指導等あれば、こちらから教えていただければ幸いです。

【赤ちゃんの抱き方】療法士視点の腱鞘炎予防のアドバイス

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