療法士が家を借りる前に読んだ方がいいこと
持ち家、賃貸論争は業界問わず必ず飲み会のつまみになる。我々の業界では毎年、資格取得者も毎年1万人以上も排出され、若い人がたくさんいる業界でもある。
社会人になると、実家から通う人ばかりでなく、初めて自分で家を借りたり、結婚して郊外に持ち家を構える人が増えていく。
そのとき、避けては通れないのが“不動産屋さん”である。知識がないものは悪条件で契約されてしまう可能性もあるし、何も考えていなくても良条件で契約できる場合もある。これは運ではあるが、その運の確率を少しでも上げる方法があるとしたら、どうだろうか?
間違いなく運の確率を上げる方を選ぶはず。しかも、そんなことがわかる本がマンガであれば、より理解はしやすいはずだ。
私自身は、確実に持ち家でなく賃貸派である。理由は様々であるがまず、不動産価格は日本では人口減少に伴い確実に下がっていくことが想像できる。空き家がたくさん増えるということである。
地方に行けば行くほど空き家ばかりであり、持ち家なんて負債でしかないと、どうしても考えてしまう。
というと、持ち家派に毎回いわれることは、将来的に売ればいいと反論されるが「売れるわけないだろう」と反論したい。まず家は余る必ず。そして、近い将来、自動運転がはじまったら駐車場がいらなくなるはずだ。
駐車場がいらなくなれば、さらに土地の価値は下がる。これが日本みたいに成熟国でなく、発展途上国の不動産なら話別である。これ以上の情報は、ネタバレになるので避けたい。
さぁー、手に取るも取らないもあなた次第です。不動産契約はどちらにしても、避けられない大切なことですから…。
書評:輪違弘樹(@hirokiwachigai)