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慢性腰痛ある方には抗生物質の有効性が低いことが判明|BMJ

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慢性腰痛やモディック変化(椎体の変性)のある患者に抗生物質の治療を実施した際、有効性が低いことが判明したー。

今月16日、Lars Christian Bråtenらは、世界5大医学誌の一つであるBMJにて報告した。

Efficacy of antibiotic treatment in patients with chronic low back pain and Modic changes (the AIM study): duble blind, randomised, pleacebo controlled, multicentre trial

 

ノルウェーの外来クリニックにて募集した患者、180名(18~65歳)を対象に、アモキシシリン750mgを1日3回投与した群と、プラセボ群に分け3か月経口投与。

 

その後、腰椎特異的評価法であるRoland Morris disability questionnaire(RMDQ)の結果を1年の追跡調査し、比較した。

 

研究の結果、両群とも平均RMDQスコアが低下し、平均の差は-1.6ポイントであった。この結果から、研究グループは、「3か月の経口抗生物質治療の臨床的に重要な結果は示されなく、今回の結果から、抗生物質治療の使用は支持しない」と述べている。

 

慢性腰痛ある方には抗生物質の有効性が低いことが判明|BMJ

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