結果発表【言語聴覚士限定】売り手市場のSTは好きな仕事をできているのかアンケート

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 先週金曜日(19日)から今週木曜日(25日)まで行われましたST限定アンケートの結果をお知らせいたします。今回のアンケートは、ST限定であったにも関わらず256名にご協力いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

 

これまでPOSTでは、アンケート調査を繰り返し行ってきましたが、PTOTに比べるとSTの回答率は毎回10%以下であることが多々ありました。今回、ある意味では別の実験的意味合いもございましたが、多くのSTにご協力いただき今後の参考として大変有意義な企画となりました。

 

結果に関して言いますと、今回の調査で何が分かったという話は比較対象がないので難しく、単純な結果のみの発表となりますが、この結果を踏まえて皆様がどのように感じるのか。そんな視点で、結果をご覧いただければと思います。しれでは結果発表に移ります。

 

属性

性別

年齢

引用:https://www.japanslht.or.jp/about/trend.html

居住地域

Q1:言語聴覚士の資格を取得されたルートを教えてください。

Q2:経験年数を教えてください。

Q3:現在働いている勤務地はどのような場所ですか?

引用:https://www.japanslht.or.jp/about/trend.html

Q4:現在働かれている施設の特徴(領域)を教えてください。

Q5:現在働かれている施設の特徴(対象年齢)を教えてください。

引用:https://www.japanslht.or.jp/about/trend.html

Q6:新卒時もっとも関心のあった分野を教えてください。

Q7:現在関心のある分野を教えてください。

Q8:現在のお仕事に対して「好きなことができている」と言えますか?

Q9:最後にあなたがSTの働き方に関して思うこと、考えていることを自由にお書きください。

30〜34歳
複職の取り組み

 

40〜44歳
社会全体でSTの認知度が上がり、報酬にも反映される様になってほしい。

 

30〜34歳
聴覚分野は非常勤が多いのでなかなか進みにくい。失語と高次能分野は難解で、またエビデンスも高くないため指導者となるstや責任者であるptにそれを理解しようとする知識と意欲がない

 

25〜29歳
小児分野はやりがいに任せて報酬が少ない

 

40〜44歳
勤務先では好きなことより、求められること。院外の地域活動で好きなことをするスタイルにたどり着きました。まだこの後の20年をどう過ごすか考え中。

 

45〜49歳
リハ科、他部署ともにトップに改善に意識がなけれな何も変わらないし変えられない。

 

20〜24歳
給料が安すぎる 勉強会などに行きたいがお金がなくていけません。

 

30〜34歳
責任が重い

 

20〜24歳
仕事で扱う領域が成人の聴覚以外全般なので各領域の専門性を高めたくても範囲が広すぎて網羅しきれないなと感じています。

 

40〜44歳
ベテランSTさん、何処いったんでしょう。若い先生が目立ってきました。

 

25〜29歳
病院や世間の流れから嚥下領域の需要が高まっている一方、失語・高次脳領域に関われるSTが少なくなっている印象を受ける。勿論嚥下障害もSTとして大切な領域ではあるが、STとしての独自性・専門性を活かせるのは失語・高次脳領域だと考える。

 

35〜39歳
小児や聴覚の分野はまだまだ人手不足と言われていますが養成校時代から実習先としても少なく本当に小児や聴覚に進みたい子優先であったので学ぶ機会も少なかったなと思います。

 

25〜29歳
小児分野の需要が高いのに、やってる人が少ない。適切な訓練頻度を患者に提供できない

 

30〜34歳
既婚で子どもがいるので、仕事の内容如何よりも勤務条件優先で働いています。園児のうちは良くても、小学生になると学校は土日祝休みだったり、休日が子どもと合わないので、正直働きづらいです。

 

35〜39歳
とても幅の広い分野だと思う。今まで総合病院やデイケアを含む老健施設で働き、今年度~耳鼻科勤務。自分の場合は、県を跨ぐ引っ越しやライフスタイルに合わせ転職した。数年働いた新人さんで、「自分はSTに向いてないかも…」と思う人がいたら、ST自体をすぐに諦めるのではなく、今まで働いていた分野とは異なる分野を検討してみてほしい。全く違う業務内容もあるから。

 

40〜44歳
小児や聴覚を希望する人の働く場が限られており、また満足する対価が得られているとは言えない状況。もっと小児言語の分野が広がると良いと思うが、医療や福祉の分野全体で考えなければならない課題であり、いかに関係団体を巻き込めるかが課題。

 

30〜34歳
PTOTに比べて自分をガツガツアピールする人が少ないなと感じます。

 

30〜34歳
STは嚥下からは離れられないと思っています。自分が望む、望まないに関わらず周りから要望、依頼が来るのは嚥下ですし、優先順位が高いのも嚥下です。STは対象とする分野が広くそれぞれで深い専門性が問われるので、今のような広く浅くではなく狭く深くの対応ができるようにシフトしていかなければいけないのかな、と考えたりします。

 

40〜44歳
成人分野も小児分野も、地域によって需要に差があるような気がする。私の地域では、なかなか希望する条件で働けるところがないのが現状かな、と思う。

 

30〜34歳
1つの病院や施設でずっと働くというのは無理だと思う。医療だけに拘るのではなくて、得た知識や経験を企業で使うのもありだと思う。

 

35〜39歳
「生活期において思うこと」平等ではなく公正に。必要な方にSTの技術が届くように、業務委託や自費などの働き方が、地域には必要だと思います。

 

35〜39歳
高次脳機能障害について相談できる方が極端に少ないです。本当のところ、病院内ではSTしかいません。医師、看護師もOTも含め、身体機能しか関心がないようで。カンファでもメインは目に見て分かる身体機能の向上に偏りがち。多角的な視点から患者さんのことを診れるようになりたいのですが。知識の幅が狭まる気がしています。このように、リハビリとしてPOSに一括りになったことの弊害を入職時から感じていました。STは本当にリハビリの立ち位置でいいのか。現にリハビリ室に在籍することで、臨床心理士さんたちとの情報共有もほとんどなくなっているのではないでしょうか。STは神経心理学的な分野も扱います。このままだと身体面や嚥下しかみれないSTが増えそうな予感がしています。医療では、そういうSTしか求められていないのかもしれませんが。

 

50〜54歳
最後の子が終わるのが6:30。もっと早く終わりたい。でも、フルタイムのお母さんたちは、その後の時間の訓練を希望。無理です

 

35〜39歳
各セラピストの自己研鑽の差で出来る訓練に差が出ている

 

30〜34歳
ST自身が働き方を狭めてしまっていると感じる。また、自分が働いていない領域のことも尊重すること、その姿勢が学会のプログラムにももう少し反映されているとよいと思う。プログラムに偏りを感じる。

 

25〜29歳
まだまだ活躍できる分野は多い。

 

40〜44歳
コミュニケーション対象者になかなか出会えなかった。元々興味もあり、時代のニーズに合わせて働いていたら、摂食嚥下の仕事が、ほとんどになっていた。今から他分野に転向していきたくても、実際は採用されない。コミュニケーション対象者に会うためにボランティアしようと考えています。

 

40〜44歳
これからの言語聴覚士は病院での高齢者だけでなく、小児分野で学校、役所など公的な場所で必要とされてくると感じています。

 

45〜49歳
養成校が増えすぎないことを願います。

 

35〜39歳
ドクターが嚥下領域に詳しくなく、嚥下機能に問題のない食思不振等で処方することもあったり、他職種との連携が取り辛いことが多いです。他の職場のSTと話をしてみると、まだ私の勤務している病院はSTに期待してもらえたり、相談してもらえる事が多いとは感じます。

 

30〜34歳
小児や回復期を経た失語や嚥下障害の方よ需要がある中、派遣STなどがあったら働きやすいのではないか。

 

30〜34歳
興味がある分野は全部というより、これは嫌だ、これじゃないとやりたくないという分野は特にないです。ニーズが多い(患者さんの人数・就職先が多い)分野で役に立ちたいという意向が自分の中では強く、嚥下メインの病院に就職しました。専門学校時代、特定の分野にこだわる人が多く、何故こだわるのか理解できませんでした。

 

30〜34歳
自分が興味あるのはコミュニケーション分野ですが、病院で求められるものは嚥下分野が多く自分のしたいことが充分出来ているとは言えない状態です。また身体機能に比べ、コミュニケーションや嚥下機能は他職種の理解が乏しいと感じています。PTが決めた病棟内の移動手段は病棟スタッフみんな守っているのに、食事介助方法、コミュニケーションの介助方法は守ってもらえず、誤嚥性肺炎になると「STが食べさせたから」と責められるとこもあります。どれだけ啓蒙しても理解が進まず、STはただ話してるだけと言われ、養成校の同期はそういった人間関係で悩み離職を検討する人もいます。売り手市場ではありますがその分病院でSTの地位が確立していない場所も多いのではないでしょうか。

 

30〜34歳
新卒時に最初の就職先で何を経験するかによってその先の働き方の選択肢の幅が決まると思います。私自身最初に総合病院で小児から成人まで全ての分野に携わったことで、ライフステージに合わせて職場の選択が自由に出来てます。結婚、引越しで3回転職をせざるを得ない状況を経験しましたが、苦労したこと一度もないです。

 

35〜39歳
個室で行う以上、考えが偏りがちで、生活ベースで考えることが苦手なこと。そして、それを下の代に繋げていきにくい。

 

30〜34歳
ST は確かに売り手市場です。私は三十代前半で3つ目の職場です。働いてから職場を変えられるのは、人間関係や給料の面でもやり直し出来るという意味で魅力的かと思います。あともう1つ言わせて下さい。ST は売り手過ぎて、業務や知識を独占してないでしょうか?他職種から理解が得られないことが多く、苦労しています。先輩達は何をしてたのでしょうか?

 

45〜49歳
一人職場ないし、二人職場も多くみられるので、相談や指導が受けずらい環境かと思いますので、自分から学びに出かける姿勢を持ち続ける事が肝要。また、元来、コミュニケーションが苦手なのに、STとなり、独り職場ばかりを狙って就職しょうとする方もおられような事も聞くので怖い印象ありです。

 

35〜39歳
もっとST同士の横の繋がりを持てたらと思います。どこのSTさんがこんなことしてるとか、情報共有や相談ができる環境があればと。

 

35〜39歳
STの人数も年々増加していることから、多様な現場のニーズに応えることが出来るようになってきていると思います。
今後は、ST自身が個々に自己研鑽に励むことは勿論ですが、同職種、多職種で援助の在り方を検討する機会が更に増えればと思います。

 

35〜39歳
なかなか他職種から理解されない部分もあり、コミュニケーションを取ること、勉強会を開く等職場で工夫が必要だと感じています

 

55〜59歳
病院では求められる専門性が高いので卒後2年程度は全ての分野を研修しその後専門分野の研修をし専門に別れていって欲しいと思う。

 

40〜44歳
高次脳の評価に時間がかかるが、時間外にしか評価を纏めることができないのご不便

 

30〜34歳
世間の知名度をもっと上げたい やりがいのある仕事と思いますが、もっと学ぶ機会がほしい

 

50〜54歳
超高齢者の嚥下訓練は食指低下、合併症などあり、リスキーな上、ご本人、ご家族との価値観の問題もあり難しい。ST本来の職域である言語認知面より現場ではリスキーな状態の嚥下訓練を求められることが多い。

 

30〜34歳
多くの方が失語症、小児、聴覚に関心があって養成校に入学したと思いますが、実際の現場での需要は嚥下が大半であるのは雇用のミスマッチの点から問題だと思います。売り手市場かもしれませんが、実際にやりたいことが出来ているSTは極少数でしょう。需要のある嚥下分野は呼吸、栄養、内科的な知識が無ければ本当の意味で効果的な介入は難しく、現状の養成教育では全く足りていません。養成教育もSTになりたい者の理想ばかりに合わせるのではなく、現実のSTの働き方にあった内容にするべきと考えます。

 

40〜44歳
新人の頃は急性期病院で全身管理や急変対応など多くの事を学ぶと、その後が広がると感じます。私は病院を出てから、訪問、歯科クリニック、特別支援学校での仕事と研究を並行して行なっていますが、急性期で培った知識や経験が無かったら、難しかったでしょう。興味の有無に関わらず多くを経験し、自分が本当に興味を持つ分野を見つけていけると良いと思います。他の職種に比べて、様々なところで働けるのもSTの特徴ですので、バイタリティを持って欲しいです。

 

30〜34歳
全体構造法を学生の頃に知りたかった。学生時代に学べるような環境になってほしい。

 

30〜34歳
国家資格のなかでも給与が低い

 

40〜44歳
アメリカのように更なる専門性を持った職種になりたい。

 

40〜44歳
嚥下専門の歯科やNsが増えてきたことにより、STの重要性が薄れているような気がします。STが生きていくには歯科・看護師の区別というか、そういう点でST個人として明確にここが他職種と違うという事が断言できる事が必要かと思います。

 

40〜44歳
小児分野の需要が多いのに、働く場所はすごく少ない。私も仕方なく成人分野で働いている。かといって、今更小児分野に転向しようとは思わないし、みれないでしょう。働く場は病院がほとんどですね。

 

35〜39歳
好きこそ物の上手なれ出はないけど、経験するうちに、自分の目指したものと違う知識と経験が手に入ってさらなる領域に手を出すことになるた思う。

 

30〜34歳
職場での働き方に関して不満はありません。ただSTは職人気質の強い職種で、かつ新人や学生指導が厳しい職場も根強く残っている傾向があると感じます。働きやすい職場とは?質の担保は?という両側面について、考えていかないといけないと感じています。

 

35〜30歳
ST領域の訪問リハビリを必要な方が多いのにも関わらず、各事業所に1人いれば十分という考え方が蔓延していること、また、STの基本給をPTOTよりも減らしている株式会社があることに違和感を覚えます。

 

45〜49歳
小児分野のSTは非常に求められている。保険外も含めて開拓していくべき分野だと思う。

 

40〜44歳
一人職場が多くて寂しい。

 

35〜39歳
売り手市場なのかもしれませんが、まだまだSTの認知度は低い印象です。STが好きな分野で働くためには、必要性などを上手くアピール出来る発信力も重要であるのではないかと思います。

 

45〜49歳
単位に縛られることなく、また疾患別リハにしばらることなく、リハがやりたい

 

35〜39歳
2点あります。結婚して母親になっても続けやすいように、時短勤務可能期間が長くなればいいのにと思います。もちろん職場により異なることであり、STに限ったことではありませんが、STは女性が多い一方で、部署全体となると上司は男性が多いため家事育児仕事を行なっていくのにあたり理解が得られにくい印象があります。次に、デイサービスでの就職を検討した際思ったことなのですが、デイサービスでは機能訓練指導士という名称で募集されており、STが欲しいのか、そうでないのか、そこに就職してST本来の仕事をどれだけ行うことができるのかがわかりづらいと思いました。

 

30〜34歳
現在一人でまわしているので休めない。小さな子どもがいるが病児保育や休日保育を多用し、経済的に負担。単位の目標数はPOTと同じで課題制作などの時間がとれず、自宅で作業することも多い。いつまで働けるかが不安で今も精神的に不安定だなと感じることが多い。ただ、訪問リハが大好きなのでたくさんのSTに関わってほしいと感じていて後進の指導にも力を入れたいが希望者がいない現実である。

 

35〜39歳
成人専門だと小児に対応しきれないと思うの、もう少し実践的な研修を受けられれば、小児の受け皿が増えると思う。

 

30〜34歳
急性期に勤めていますが、回復期のSTの数は増えている一方で、急性期はかなり人数が少なく、業務量はかなり多いです。

 

50〜54歳
児童発達支援事業所を運営しております。小児領域は求人が少ない印象です。

 

30〜34歳
小児分野の教育体制が整えば、小児分野に進みたいSTはたくさんいる。

 

30〜34歳
まだまだSTがどのような役割でどのような仕事をしているのか認識されていないことが多い。職場環境を変えていくうえでも、働く側がアピールしていかないといけないと感じている。

 

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Ptotst

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