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PTOTSTが知っておきたいマナー講座vol.5「メール・SNSの使い方」

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はじめに

第5回目のテーマは「メール・SNSの使い方」です。これは社会人であれば他者と連絡をする、あるいはSNSを通して情報発信をする上で必要なスキルになります。

しかし、マナー講座担当の野田氏は「私自身学生さんとやりとりをする機会があり、多々感じる事ですが、LINEなどのトークアプリが一般化している為か、仮に初めての連絡であっても、友人同士で使っている延長のような連絡が多いと感じられます。」と話しています。

通信機器が発展し、その手段が簡便になればなるほど「社会人の方法」と「友達同士での方法」の境界が薄れてきているような印象もあります。

たった1回のメール、たった1回の連絡の不備でその後の関係に傷がつく可能性も高いです。

今回は野田氏が実際に経験した事例を元にアドバイスをしていきます。”当たり前のこと”として社会人マナーができるように、この機会に是非身に付けて下さい。

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1.典型的な事例

①どこのだれかもわからない(自己紹介がない)

②要件の具体性がない(勉強を教えてください。など)

③敬語がない。友達言葉が多い(問題教えて。など)

④挨拶もなく、用件だけを伝えて来る

→メールやS.N.S上の連絡にも礼儀があり、起承転結が存在します。以下事例をあげてご紹介いたします。

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2.具体例(2事例)

事例1.地域で日頃から連絡をとっている他院療法士への連絡例

1.宛先

医療法人○○会○○病院

リハビリテーション科 主任 ××様

2.書き出し

突然の御連絡申し訳ございません。

3.名乗り

医療法人○○会 ○○病院 リハビリテーション科 理学療法士の 山田です。

4.本文(用件)

来週の地域研究会の件ですが、事前資料をこちらで作成しておりますので、当日配布させて頂きたく思っております。つきましては参加人数をお伺いしてもよろしいでしょうか?

5.結び

大変お手数をお掛けしますが、何卒、宜しくお願い申し上げます。

6.署名

医療法人○○会 ○○病院

リハビリテーション科 山田太郎

ADDRESS:〒11-1111 東京都○○区××1-1-1

TEL   :03-2222-2222

FAX   :03-2222-2211

E-mail :yamada@xxxx.co.jp

E-mail

事例2.面識のない方への連絡例(S.N.Sでの友達申請など)

1.宛先

××様

2.書き出し

突然の御連絡申し訳ございません。

3.名乗り

○○県にあります○○病院にて理学療法士をしております山田太郎と申します。

4.本文(用件)

先日の学会にて、○○様のポスター発表を拝見させて頂きました。私自身も同様のケースのアプローチに難渋しておりましたので、研究結果を興味深く拝読させて頂き、大きな学びを得る事ができました。心より感謝申し上げます。また、これを機会に御縁を持たせて頂けたら有難いと思っております。誠に手前勝手でございますが、友達申請をさせて頂きましたので、もしよろしければご承認して頂けると幸いです。

5.結び

お忙しい中、大変恐縮ではございますが、何卒、宜しくお願い申し上げます。

6.署名

医療法人○○会 ○○病院

リハビリテーション科 山田太郎

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ちょっとしたことですが、しっかり覚えておきましょう!!

【バックナンバー(復習に活用下さい)】

1.言葉の基本

2.名刺交換

3.電話対応・誤用言葉

4.飲み会マナー

文責

POST編集部

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