24日田村憲久厚生労働相は閣議後会見で介護報酬の特例処置(基本報酬0.1%上乗せ)が今月までとなっている問題に言及。特例を今月で打ち切り補助金へと切り替える方向性で財政当局と調整中と話す。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00380.html
- 記者:
- 新型コロナ対策として加算している、診療や介護報酬の特例が9月末で期限を迎えると思うのですが、打ち切った上で補助金で対応とするという報道もありますが、財務省との交渉状況を教えてください。
- 大臣:
- かかり増しの経費がいろいろなものがかかるということで、そういう意味で診療報酬で基本的なところで初診・再診で点数を加算して診てきたというものでありますが、これに関して申し上げれば、感染対策の部分ですね、かかり増し経費がかかるじゃないかと、こういうような部分に関しては言われるとおり実費補助という形で切り替えをしていくということ、それからそれ以外にコロナ患者へのいろいろな診療、治療に対する診療報酬、これも拡充をしようと、今回そういう形をとらせていただこうということで検討させていただいております。
あわせて小児の方は100点ついているものが50点というのは以前から決まっておりましたので、これはこれとしてそのまま対応すると。もちろん補助金は補助金でありますが、そのような形で財政当局と調整中であります。もちろん障害、介護こちらの方の部分も同じような形で報酬上の特例から補助の方に切り替えるというようなことを財政当局と調整中ということでございます。