29日第83回社会保障審議会医療部会がオンラインにて開催され「令和4年度診療報酬改定の基本方針の骨子案」が報告された。基本的視点(3)において具体的方向性の例として「アウトカムにも着目した評価の推進 ・ 質の高いリハビリテーションの評価など、アウトカムにも着目した評価を推進」と記載された。
(3)患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
(具体的方向性の例)
アウトカムにも着目した評価の推進 ・ 質の高いリハビリテーションの評価など、アウトカムにも着目した評価を推進。
また、今月2日の段階では、視点(3)に対して全国市長会の都竹淳也(岐阜県飛騨市長)より以下の発言も聞かれたが、今回の骨子案に記載はなかった。
精神医療の評価と書かれているが、児童精神の分野は、家族、地域の親御さん等のニーズが非常に強いので、ここは児童も含めた精神医療と考えていただきたい。また、小児においても、小児神経の分野、特に発達障害のお子さんを診るような分野については、 リハビリも含めて評価がついてきていないところもあるので、その辺りの重点化を図っ ていただけると大変ありがたい。