今回は、足関節背屈可動域改善のためにみて欲しいポイントを3つ紹介したいと思います。足関節背屈可動域は、足部の疾患だけでなく様々な疾患で問題になることが多いです。特にご高齢の方は足関節背屈可動域が低下している事が多く、背屈可動域低下によって歩行能力が低下したり、転倒リスクが高まったりする可能性があります。
しかし、「背屈可動域改善は大切!」とわかっていても何を評価すれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?僕が新人の頃は、何もわからずとにかく腓腹筋のストレッチばかりを行っていました・・・そこで今回の記事では、足関節背屈可動域制限に対して、これを治療すれば効果的というポイントを3つ紹介します。これを理解していただけると、腓腹筋ストレッチだけでなく様々な視点からアプローチできるので、自信をもって臨床に臨めると思います。是非最後までご覧ください。
①アキレス腱前脂肪帯
1つ目は、アキレス腱前脂肪帯です。