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複数大学に在籍可能となる「基幹教員」制度|文科省

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7日第169回中央教育審議会大学分科会を開催し、新たな大学設置基準について示し了承された。国公私立大の教員が専任教員と同等の身分で、複数の大学に在籍できるよう「基幹教員」を設置。大学設置基準では、「専任教員」の設置が定められている中、専門性の高い教員不足が課題となっていた。

【参考資料1-2】基幹教員に関する説明資料

今回の改正は経産省と文科省が進める「クロスアポイントメント制度」の拡大を狙ったものと思われるが、一方で「専任教員の雇用が不安定となる」「むしろ研究・教育の質低下を招く」等の指摘も多い。専任教員にとっては厳しい改正にはなると思うが、学生にとってはより専門性の高い教育を受けられる機会となる可能性もある。

 

今回の改正は主に、成長分野の研究・教育を促進する目的で行われているように思うが、療法士の教育機関においても当然無視できない改正となるであろう。10月1日に省令を改正する。

クロスアポイントメント制度:研究者等が大学、公的研究機関、企業の中で、二つ以上の機関に雇用されつつ、一定のエフォート管理の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にする制度(経済産業省HP引用)

▶︎https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00427.html

複数大学に在籍可能となる「基幹教員」制度|文科省

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