厚生労働省が所管する財団法人「介護労働安定センター」が令和3年度全国のおよそ8500の事業所を対象とした調査で、訪問介護の現場で働くホームヘルパーなどのうち、4分の1を65歳以上の人が占めていることがわかった。その中で、65歳以上のPTOTSTが働く割合は1.6%だったとの報告もあった。令和2年と比較するとこの分野に従事するPTOTSTの割合は0.1ポイント上昇していることがわかる。
回答労働者の職種分布
収入面において、PTOTSTにおいて上昇傾向であると見てとれる。
介護労働者全体※1の令和2年 1 年間の年収※2(月給の者、勤続 2 年以上)は、3,659,292 円 (前年度 3,644,880 円)であった。 職種別(月給の者、勤続 2 年以上)では、看護職員が 4,277,122 円で最も高く、介護職員は 3,457,919 円、訪問介護員は 3,243,882 円であった。
(※1)無期雇用、有期雇用ともに含み、管理職を除く。
(※2)源泉徴収票の金額 残業代、賞与、社会保険、税金を含む
▶︎http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2022r01_chousa_kekka_gaiyou_0822.pdf