リハビリ業界の特徴として、よく取り上げられるのが平均年齢は33.9歳と若手が多い点です。また、平均勤続年数が6.5年と転職が多い業界とも言われています。そのため、勤続年数が長くなってくるとリーダーなど管理職に抜擢される事例をよく耳にします。管理職やリーダーになると求められる成果が変わるため、どうしたらいいか悩んでいる方が多いのではないでしょうか。今回のコラムでは、部下と上司の関係を強化し、個人と組織の成長を促進する手段として注目される「1on1」について解説していきます。
1on1ミーティングを知っていますか?
1on1ミーティングは、近年マネジメント職向けのセミナーなどで取り上げられるなど、成果を上げている組織では導入されるケースが増えています。人材育成の視点で、上司が部下と1対1で定期的な対話の時間を持つものですが、「1on1に時間が取られ仕事が滞る」「面談と何が違うの?」といった戸惑いの声も多いとされています。
面談と1on1の違い
業務面談
仕事の進捗確認や人事評価のフィードバック、方針の伝達など、上司側に優位性があることが多く見受けられます。
1on1ミーティング
・個別の関心事や課題に対応する機会
・フィードバックと成長の機会
・個人のキャリアビジョン形成
・モチベーションの向上と関係構築
・個別のニーズに対するカスタマイズされたサポート
といった内容で開催目的は部下のため。部下が「話してよかった」が第1歩目の成果と言われています。
ポイント
上司側の知りたいことの情報収集、状況把握の機会ではないことを肝に銘じる必要があります。部下の成長の機会、つまり経験学習の促進です。上司は良い問いかけで内省を促すスキルが求められます。つまり、上司が話したい事を話すのではなく、部下の頭の中にあることを多く引き出し、自分自身で解決する補助役に徹する必要があるとされています。
point
・部下に十分話してもらう
・部下の言葉を先取りしたり、途中で遮って自分の考えを話さない
・上司依存の関係にしない
・行動で終わる
詳しくはセミナーや書籍などの商材が多くあるので、「導ける上司」になるために学んでみてはいかがでしょうか。
最後に
1on1ミーティングを積極的に導入しているEMIASグループでは、事業規模拡大につき、訪問リハ、リハビリデイ、小児リハなどの事業所で仲間を募集しています。
求人募集
EMIASグループでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています。 HPからの求人問い合わせや採用面接は優先的に対応しています。 下記フォームより気軽にお申し込みください。
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