【骨太方針2026原案】リハ記述が「在宅復帰・社会復帰」から「予防・医療・介護を通じた切れ目のないリハ」へ ― 高市政権初の骨太、予防の文脈に集約

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政府は30日の経済財政諮問会議で、骨太の方針2026の原案を示しました。リハビリテーションの記述は「攻めの予防医療」の項に置かれ、前年の閣議決定にあった「自立支援・在宅復帰・社会復帰に向けた」という表現から、「予防・医療・介護を通じた切れ目のない」という言い回しに変わりました。2022年の初明記以来、具体化されてきたリハ記述は、高市政権で初の骨太で転換点を迎えています。

原案でリハビリテーションはどう書かれたか

骨太の方針2026の原案は、6月30日の第10回経済財政諮問会議に「資料1」として提出されました。リハビリテーションが登場するのは、「攻めの予防医療と疾病対策」の項です。

原案は、健康増進・疾病予防・早期発見・早期介入に関係機関が連携して取り組むとしたうえで、次のように記しています。「認知症の早期診断・早期対応、予防・医療・介護を通じた切れ目のないリハビリテーション、PHRの利活用と情報連携を推進する」。リハは認知症の早期対応とPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)の間に置かれ、予防・健康寿命の延伸を主眼とする文脈に組み込まれました。

2025閣議決定からの差分

前年の骨太の方針2025(令和7年6月13日閣議決定)では、リハビリテーションは2か所に登場していました。一つは全世代型社会保障の項の「自立支援・在宅復帰・社会復帰に向けたリハビリテーションの推進」。もう一つは「地域の多様な主体の連携協力や、成果指向型の取組等による効果的な介護予防やリハビリテーションを充実する」という記述です。

2026年の原案を確認すると、リハビリテーションの記述は「攻めの予防医療」の項の1か所のみでした。前年にあった「在宅復帰」「社会復帰」「成果指向型」「介護予防」といった語は、原案のリハ該当文には見当たりません。介護領域での自立支援や在宅復帰を前面に出した書きぶりから、予防・健康づくりの文脈へと軸足が移った形です。

リハ記述の変遷を並べると、2022年に「リハビリテーションを含め予防・重症化予防・健康づくりを推進する」と初めて明記され、2023年に「リハビリテーション、栄養管理及び口腔管理の連携・推進」、2024年に「自立支援・社会復帰に資するリハビリテーションを推進」と具体化してきました。2025年の閣議決定で「在宅復帰」が加わり記述が最も厚くなった後、2026年の原案では表現が入れ替わり、記述量としては絞られています。

背景に「簡潔な骨太」と社会保障費の抑制

今回の骨太は高市政権にとっ

【骨太方針2026原案】リハ記述が「在宅復帰・社会復帰」から「予防・医療・介護を通じた切れ目のないリハ」へ ― 高市政権初の骨太、予防の文脈に集約

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