脳卒中の入院中に、日常生活動作(ADL)そのものを実際に練習させる介入が、機能的自立を改善するかを調べたシステマティックレビューが公開された。基準を満たしたのは6研究・計254人。遂行のアウトカムを統合した結果、標準化平均差は0.41(95%信頼区間マイナス0.06〜0.87、P=0.09)で、統計的な有意差は示されなかった。オーストラリア・モナシュ大学などの研究チームが、20日付でオーストラリア作業療法学会誌に掲載した。組み入れられた6研究には、日本で行われた1件も含まれている。
執筆したのはモナシュ大学とベイサイド・ヘルスの作業療法部門を中心とする8人。オーストラリア・カトリック大学、国立ヘルシーエイジングセンター、スウィンバーン工科大学、英ラフバラ大学の研究者が加わっている。
検討の対象は、病院という場で行われる「活動を基盤とした再訓練」。基本的ADLと、簡単な認知的手段的ADLを実際に練習させる介入を指す。着替えの練習が着替えの能力を改善するか、という問いの立て方になる。










