自立支援・重度化防止が独立項目から外れる 令和9年度改定の視点案

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厚生労働省が9月30日、令和9年度介護報酬改定の「基本的な視点(案)」を社会保障審議会・介護給付費分科会に示しました。視点は5つ。リハビリテーションは第3の視点「地域包括ケアシステムの深化」の中に、「生活期における自立支援に向けたリハビリテーション」として置かれました。平成30年度・令和3年度・令和6年度の3回の改定で独立した項目だった「自立支援・重度化防止」は、案の見出しにありません。これだけが地域包括ケアシステムの深化なのか、と違和感を示す委員もいました。

基本的な視点は5つ 物価・賃金と人口減少が前に出た

老人保健課長は資料説明の冒頭で、この文書の位置づけを説明しました。本日の分科会で内容を決定する性格のものではなく、委員の意見を踏まえて改定の審議報告の中で取りまとめていく、という趣旨です。

資料1は、本年4月以降に計9回の分科会で各サービスや横断的課題を議論し、関係団体等と3回の意見交換会を行ったとしています。

資料1が挙げた5つの視点は次のとおりです。

  • 物価・賃金の上昇等への対応と処遇改善
  • 人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築
  • 地域包括ケアシステムの深化
  • 職場環境の改善と生産性の向上を通じたサービスの質の向上及び介護人材の確保
  • 制度の安定性・持続可能性の確保

改定にあたっての基本認識は3点。経済状況の変化への対応、人口構造の変化への対応、地域共生社会の実現と高齢者の安心の確保です。令和9年度から始まるのは第10期介護保険事業計画期間にあたります。

厚生労働省 第268回社会保障審議会介護給付費分科会 資料2より

リハビリテーションは「地域包括ケアシステムの深化」の中に入った

リハビリ専門職に関わるのは第3の視点です。資料1にはこう書かれています。

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自立支援・重度化防止が独立項目から外れる 令和9年度改定の視点案

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