プロ野球トレーニングコーチと米国ロルフィング協会認定ロルファーによる野球選手に対する多角的アプローチ
重力と呼吸・動きのバランスを手技とエクササイズを通じて統合する

開催情報
- 主催
- Rolfing Studio Roots(主催者の詳細情報を見る)
- 日時
- 2025年12月20日
12/20〜21の2日間開催
1日目:10:00〜18:00 2日目:9:00〜17:00
- 定員
- 20人
- 開催形式
- 会場開催
- 受講料
- 46,200円/1人
- 会場
リハビリデイサービス アクティ桶川
- 住所
- 〒363-0024 埼玉県桶川市鴨川1-5-8
申込方法
以下のリンク先より詳細を確認の上、お申し込み下さい。
https://www.fascialapproachseminar.com/
こんなことを教えます
1日目担当講師:大橋 篤史(株式会社Holos Lab代表取締役/理学療法士/米国ロルフィング協会認定ロルファー™️)
1日目概要
ロルフィング®では、人間の身体を「重力場の中でいかに効率よく立ち、呼吸し、動くか」という観点から身体構造へアプローチしていきます。
とりわけ呼吸は、単なる換気運動にとどまらず、重力に抗しつつも適応する身体構造を示す重要な指標になります。
本セミナーでは、小脳テント(tentorium cerebelli)、胸郭入口(thoracic inlet)、横隔膜(diaphragm)、骨盤隔膜(pelvic diaphragm)という4つの主要な隔膜・膜構造を連続体として捉え、重力下での張力バランスと呼吸ダイナミクスを再考していきます。
頭蓋内の圧環境を調整する小脳テントから始まり、頸胸移行部の胸郭入口、胸腔と腹腔を隔てる横隔膜、そして骨盤底を構成する骨盤隔膜まで、これらは呼吸の圧変化をシェアしつつ姿勢保持に寄与しており、重力によって縦方向に引き伸ばされる身体において、これらの膜が適切なテンションを保ちつつ連続的に機能することが、呼吸の自由度と姿勢の統合を高める鍵となります。
本セミナーでは、ロルフィング的視点から重力と呼吸の相互作用を解剖学的・生理学的に読み解き、膜構造の歪みや偏りを評価・調整するための臨床的アプローチをお伝えしていきます。
これにより、クライアントに対して、呼吸パターンの回復だけでなく、全身の統合感や重力下での安定性を高めるための実践的示唆を提供します。
1日目内容
4つの隔膜を個別の構造としてではなく、脊柱と膜性の連続性を介して、呼吸・循環・体幹の安定性等機能的にリンクするシステムとして理解するため、以下の領域の個々の解剖学や筋膜を通じた繋がりを学び、それを考慮したハンズオンワークを習得する。
●頭頚隔膜
・小脳テント
・頭頸部硬膜
・後頭下筋群
・頭頸移行部
● 頚胸隔膜
・シブソン筋膜
・第1, 2肋骨
・鎖骨
・頚胸移行部
● 胸腹隔膜
・横隔膜
・横隔膜周囲の筋膜
・下位肋骨
・胸腰移行部
● 骨盤隔膜
・L5
・骨盤帯
・骨盤底筋群
・骨盤内筋膜
2日目担当講師:白石 竜朗(東北楽天ゴールデンイーグルス所属 ストレングス&コンディショニングコーチ/チーム在籍11年目)
2日目概要
野球では打つ、投げる、走るという動作を中心に行われます。 この動きを習得、改善していくためにはどの競技でも当てはまる基本動作(押す、引く、回旋)を習得していくためにウェイトトレーニングのスクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどで身体を鍛え、動作を学習していく必要がプロ野球選手のレベルでもあります。
その運動学習の方法や段階的アプローチをお伝えしていきます。
また、近年はスポーツサイエンスの観点が現場で求められるようになってきています。
専門家として選手、コーチ、監督、フロント等多方面に納得のいくデータ(進捗状況)を届け、多方面から選手を支えるトータルコンディショニングの一翼をどう担うかをお伝えしていきます。
これらを踏まえて本セミナーでは野球という競技パフォーマンスだけにとどまらずどの競技においても必要な基本動作、正しい動き作りを段階を踏んでお伝えしていきます。
それに加えて、プロ野球の現場でどのように測定データ(身体組成、スプリント、MB真上投げ、フォースプレートを利用したジャンプ種目やAthletic Shoulder test等)を用いているかもお伝えしていきます。
2日目内容
・野球における競技動作について
・基本動作について
・基本動作を学習するにあたっての運動学習及び段階的アプローチ
・トータルコンディショニングと現場で求められること
・測定からトレーニング、リハビリへの運用 重要パフォーマンス評価指標(KPI; key performance indicator)
※KPIはもともと重要業績評価指標というビジネス用語からきています。
スポーツ競技で成績を残すためにパフォーマンス目標に影響を及ぼす要素を確認するためにKPIを評価の推進に用いていきます。
KPIがあることで選手、チームにパフォーマンスを追跡する要素を作り、これがまたパフォーマンス向上において有効かどうか評価しながらより信頼性のある指標を作っていくことが求められます。
例;RPE,睡眠の質、GPSを用いた運動量の分析、速度、ウェイトトレーニングの挙上重量、発揮パワー等
実技
実技は無理のない範囲でご参加いただけます。
こんな方を対象としてます
・理学療法士
・作業療法士
・鍼灸師
・柔道整復師
・アスレティックトレーナー
・ストレングス&コンディショニングコーチ
・パーソナルトレーナー
受講料について
申込方法
以下のリンク先より詳細を確認の上、お申し込み下さい。
https://www.fascialapproachseminar.com/
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