【終了しました】明日から実践できる変形性股関節症の保存療法 ~病態理解および疼痛の評価と運動療法~ 講師:湯田健二先生
股関節の評価で特に重要な「痛みの鑑別」「スパズムへの対処法」「股関節安定性の評価」などについて学んでいただけます
開催情報
- 主催
- 一般社団法人セラピストフォーライフ(主催者の詳細情報を見る)
- 日時
- 2023年07月09日9:00~12:00(受付8:30~)
- 定員
- 100人
- 受講料
- 5000円/1人
メルマガ会員:5,000円 再受講:2,500円
※メルマガはHPから登録して頂けます
- 会場
自宅受講
- 住所
- 自宅受講
申込方法
申し込みは以下のURLより行って頂けます
https://therafor.com/seminar/183/
ホームページ
こんなことを教えます
【変形性股関節症に対する保存療法は、器質的要因および機能的要因の両方から考えることがポイントです】
臨床において、まず何よりも大切なのが病態理解です。
病態を正しく捉えることができなければ、評価と介入が正しくできるようになりませんし、逆に言えば病態理解さえできれば、評価と介入の質が向上します。
そしてどんな時でも必ず必要になるのが、器質的要因と機能的要因の両方から考えていくことです。
機能面から言えば、特に股関節は不安定な関節であることにより、関節適合が合っているかどうかは重要です。
関節が適合する肢位や動かし方が分かれば、それだけで治療にもなり得ます。
また器質面から言えば、血流の少ない関節であること、損傷しやすい関節唇があることなど、スパズムの問題など、抑えておいて欲しい知識があります。
また特に痛みの鑑別評価は重要です。
仙腸関節由来の痛みなのか?
股関節周囲筋由来の痛みなのか?
脊柱由来の神経の痛みなのか?
これらを否定して初めて股関節由来と鑑別できるようになります。
この鑑別をしないまま、股関節にアプローチしていても良くなるかどうかは、運頼みになってしまいます。
どうすれば変形の進行リスクをおさえることができるのか?
どうすれば疼痛を軽減できるのか?
どうすれば生活の質を落とさずに手術を回避できるのか?
これらを保存療法で行うために、器質的要因と機能的要因への評価と介入を行っていきます。
講師は変形性股関節症とTHAのリハビリのスペシャリストとして全国的にも有名な湯田健二先生です。
ここまでの実践的な内容の股関節のセミナーができる先生は少ないので、今回は臨床で困っていること、悩んでいることをベテランの先生に直接質問し解決する良いチャンスです。
ぜひこの機会を生かして臨床で自信を持って具体的な評価と治療ができるようになってください。
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◇アンケート
(PT4年目)
変形性股関節症は進行性の疾患なので、リハビリの目標を考えるのが難しかった。今回のセミナーを受講したことで、進行度合いによって適切な目標設定ができるようになったところがよかった。
(PT1年目)
機能解剖や病態から説明していただいたことで、自分のやっている治療が、進行予防に向けて機能改善を目的としているのか、症状緩和のためにやっていることなのかを整理することができた。
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講義内容予定)
◇総論
・変形性股関節症の疼痛の原因
・病態理解が重要
・介入手順に沿った評価例
◇痛みの評価
・股関節関連痛
・脊柱管狭窄症の疼痛との鑑別
・仙腸関節由来の疼痛との鑑別
・痛みの鑑別フロー
・可動部位限局による鑑別
・梨状筋の伸張性確認
◇痛みの評価(実技)
・仙腸関節由来に対する徒手テスト
・筋由来に対するテスト
◇アプローチ
・仙腸関節の安定化
・腰部多裂筋の収縮確認と促通
・神経の滑走性
◇器質的要因に対するテスト
・クレイグテスト
・前方インピンジメントテスト
・後方インピンジメントテスト
◇コアシステムの評価と介入
・筋スパズムの軽減
◇股関節システムの評価介入
・負荷量の変化に伴う腸骨筋の筋活動量及び筋活動バランスの変化
・筋へのアプローチ
◇ 進行期~末期股関節症を考える
・アプローチ各種
当日の流れ
講師紹介)
湯田健二先生(理学療法士)
【所属】
JMA海老名総合病院リハビリテーション科科長 兼 リハビリテーション科医療部門海老名地区統括科長 C.I.T-セラピストのための Clinical Innovation Team-C.I.T 代表/講師
【略歴】
1991 年 国立療養所箱根病院付属リハビリテーション学院卒業
同年 海老名総合病院入職
2002 年 人工股関節全置換術後の理学療法を中心に理学療法を展開
2005 年 JMA海老名総合病院リハビリテーション科科長就任
2009 年 神奈川県立保健福祉大学大学院修士課程修了
2012 年 JMAリハビリテーション科医療部門担当海老名地区統括科長就任
【主な学会発表】
○第 44 回日本理学療法学術大会
演題 「大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響」
○第 45 回日本理学療法学術大会
演題 「大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響~第 2 報~」
○第 46 回日本理学療法学術大会
演題 「大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響~第 3 報~」
○第 47 回日本理学療法学術大会
運動器シンポジウム「変形性股関節症患者に対する最新知見とこれからの展望」
演題 「臨床から見た変形性股関節症に対する理学療法
~人工股関節全置換術後の理学療法」
【書籍】
○山岸茂則(編):臨床実践 動きの捉え方 何を見るかその思考と試行,文光堂(2012.5.)
○福井勉(編):ブラッシュアップ理学療法,三輪書店(2012.6.)
○斉藤秀行・加藤浩(編):極める変形性股関節症の理学療法 病気別評価とそのアプローチ,文光堂(2013.11.)
【論文】
○『大腿骨頸部前捻角の違いが歩行中の膝関節に及ぼす影響』
神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学研究科
リハビリテーション領域 理学療法学(石井慎一郎教室)
博士前期過程修士論文(2010.3.)
○『変形性股関節症からみた歩行の運動連鎖』理学療法ジャーナル 2013 年 1 月 第 47 巻第1 号
【DVD】
○『身体各部位との協調的側面からみた股関節機能の改善』ジャパンライム
こんな方を対象としてます
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 など
受講料について
メルマガ会員:5,000円 再受講:2,500円
※メルマガはHPから登録して頂けます
受講する際は以下をお読み下さい
(持ち物と服装について)
WEB環境
筆記用具
申込方法
申し込みは以下のURLより行って頂けます
https://therafor.com/seminar/183/
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