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インタビュー176回:モデルPT学生 吉澤純菜さん -藤リハビリテーション学院4年- Vol.2

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今は国家試験に集中してます。

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インタビュアー:学校生活で印象に残っている授業とかはありましたか?

吉澤さん:関東各地から様々な先生がきてくれていて、実技系で言えば呼吸器系ですかね。スクイージングとか実際にやっていることを見せてもらって、授業でやっていることと臨床でやっていることがリンクしてとても面白かったです。

特に実習ですごく役に立ちました。バイザーの先生が同じ学校の先輩だったので、やはり同じ先生から教わっているので、その点ではやりやすかったですね。

インタビュアー:今の学校生活においての一週間スケジュールを聞いてもいいですか?

吉澤さん:いまは国家試験の対策の勉強しかしていないですね。月曜日から土曜日まで毎日、学校に残って勉強しています。

大変ですけど、自分が就職してから困らないようにと思ってます。だから、いまを一生懸命やることしかないのかなと思っています。

 

実習での経験が大きかったです。

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インタビュアー:就職先はもう決まっていますか?また、今後の学生さんの参考にも就職先を決めるにあたってのポイントなどがあれば教えてください。

吉澤さん:はい。内定は頂いています。実習でお世話になった地元の病院です。

選んだ決め手は、実習に行って様々なことを学ばせて頂いたことが大きいですね。それに家からも近く、私が生まれ育った街でもあり、すごい患者さんと接しやすいんです。

リハビリの先生方も本当に良い人ばかりで、良い環境だと思いました。そういったとところで、教えてくださった先生方の偉大さや、もっと教えて欲しいという想いがあって、それなら就職して勉強していけたらいいなーと思っていたので、今回採用して頂いてとても嬉しかったです。

インタビュアー:実習での経験がとても影響しているんですね。もし差し支えなければ、吉澤さんの実習の体験談を聞いてもいいですか?

吉澤さん:回復期がメインでさらに障害者病棟もあるという病院でした。障害者病棟には重症患者さんや難病患者さんが多くいました。その病棟専属の理学療法士の方が私の担当バイザーでした。

そこでの経験がすごい特殊でした。私的にはそれが印象に残っていてすごい惹かれるものがあったんです。

本当に、気管切開している患者さんばかりですごい静かなんですよ。音がしないというか、、。

そういったところなので患者さんとしゃべれない分、コミュニケーション面で勉強になることがありました。

心が繋がらないと信頼関係が結べない難しい環境でしたが、患者さんと心が通じあったなって感じた時がもうすごく嬉しくて。。それでそこに行くのが毎回楽しかったんです。

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その患者さんはおそらく、ベッドの上でしか生活できないので、いつも同じ風景を見て、同じ日常を送って、そういうのって面白くないんじゃないかなって思ったんです。

そういう中で、誰か声をかけてくれる存在って、その方たちにとってどれだけ気分が晴れるというか、精神的にも良い影響を与えられるのではないかなと考えるようになりました。

私が受け持った患者様もそういった状態の方だったのでより、コミュニケーションの部分で感銘を受けました。リハビリの時は、車いすに乗って自分で吸引していたり、そういったところしか見たことがなくて....。

そんな人なのに、「私が担当で大丈夫なのかな....」とすごく不安だったんですけど、バイザーの先生がリスク管理などをしっかり指導してくださって、リハビリ中もずっと見ててくれました。

最終的には歩行器使って歩けるようになったんです!

そのとき、この状態ではそこまでは無理だろうなと思っていた患者さんが少しずつ回復するし、患者さんはもちろんご家族の方がものすごく喜んでいて。確かに上手くいくことばかりではないですが、そういう『無理だと思ってたことが可能になる。』っていうところを改めて勉強させていただくことができました。

こういった実習を送れて、一般的な実習よりもまた違った経験をさせていただくことができました。それが就職先を決める上での惹かれた大きな理由でしたね。

私、チャレンジ精神が旺盛なんです。こうだと決めたこととか、やらなきゃ気がすまないというか、そういう部分が自分にとって合っていたのかなと今になって感じています。

 

やりたいことに対しての気持ちがどれだけあるか。全ては自分次第。

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インタビュアー:小さい頃の将来の夢は何だったんですか?

吉澤さん:昔から動物が好きで、動物に関わる仕事がしたいと思っていました。何かしら生き物や人と関わることが好きでして。

そのあとは保育士にもなりたいなとも思ったり。。そんなこんなで「理学療法士」という職業を知り、人と関わる仕事なので、今では私にとってピッタリだなと思っています。

インタビュアー:これから、「理学療法士」と「モデル」を両立していくにあたっての意気込みや想いをお聞かせください。

吉澤さん:まず、就職を考える上ですごく悩みました。例えば、撮影をするにしても市街地がメインなのでそういったところにしようかなーと考えていたり。

私だと、千葉での撮影が多いんですけど、やっぱり東京でのお仕事もいくつかありまして。その移動という面で考えた時に、近くて交通の便がいいところがいいなと思ったり。

でも今現在、学生という忙しい中でも、時間を作って撮影に行けていたということは、就職してからも頑張ればいけるんじゃないかなって思うようになりました。全ては自分次第だと思います。

病院では、最初は基礎の部分やリスク管理をとにかくしっかりと学びたいと考えています。まずは土台作りをしっかりと固めていきたいですね。

私は、撮影がない日常ってあまり慣れていなくて、リフレッシュの一環みたいになっているんです。だから、これからも撮影は続けていきたいと思っています

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インタビュアー:最後に、これから理学療法士の養成校に進学を考えている方へのメッセージやアドバイスをお願いします。

吉澤さん:私自身、専門学校に入学しました。「理学療法士になるんだ。それ一本だ!」っていう人にはピッタリの環境だと思います。

でもそれだけではないこともありますよね。途中で、本当になりたいのかな?と悩む人は必ずいると思います。私もそうでしたし。現状、この職業に対する意思が薄い人は、より広く学べるなどの意味で道が広がるから大学に進学したほうがいいのかなーって思います。

私自身は専門学校でしたが、がんばったらやりたいことはできました。アパレル店員やモデルも経験できましたし。自分で時間を作るか作らないかですね。

やりたいことに対しての自分の気持ちでどれくらいあるかで変わってくるとは思うんですけど、結論は専門学校・大学どちらでもいいと思います。

でもモデルだったら、大学生の方がいいのかなって思います。大学生モデルは結構いたりしますからね。

インタビュアー:ちなみに、憧れているモデルさんとかいますか?

吉澤さん:うーん。たくさんいらっしゃるんですけど、しいて言うなら「ローラ」ですかね。いつもおてんばな感じですけど、撮影に入ったら、すごい真剣で可愛くて、もうモデルになるために生まれてきたんじゃないかなって思うほど別格な人です。

インタビュアー:本日はありがとうございました。これからもがんばってください。

吉澤さん:ありがとうざいました。まずは国家試験をがんばります!

 

目次

Vol.1:学生とモデルとの両立

Vol.2:やりたいことへの気持ちがどれだけあるか。全ては自分次第。

 

プロフィール

吉澤純菜(よしざわ じゅんな)さん

藤リハビリテーション学院(千葉県成田市)

茨城県鹿島高等学校 卒業

趣味:撮影、可愛い女の子探し

 

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