人材はジェネラリストが求められている。
——— 店舗の管理者は療法士が多かったりしますか？
渡邉先生：そうでもありません。訪問看護ではリハスタッフが多いですが、人によってマネジメントを出来たり出来なかったりします。個人でみるかチームでみるかで変わるので実際にマネジメントをする立場になると、少し高い視点から物事を見ないと、できません。
ですから、スペシャリストより、ジェネラリスト寄りの人材が求められます。
ですから、言われたことをただこなす。指示待ちをしてしまう方は、難しいのかなと思います。特に私たちのような企業は逆に何も言いません。
会社の一員として“会社は・個人は”というような考え方を、自分のことのように考えることができる療法士が今後、重要だなと思います。
ただ、こういったことをどこで学ぶかというと、学ぶ場がありません。そういったことを、学ばなきゃいけないよと言い続けています。
その中でも、介護の方は専門性もあまりないですし、未経験で来る人も弊社では多いので、いろんな価値観をもった人がきます。そういった方は、管理者としての資質を磨かれていますね。
社内間でのコミュニケーション
——— 療法士の求人は、新卒と中途どちらが多いですか？
渡邉先生：中途が多いです。最初に２年目の人に働いていただいたことがあるのですが、訪問ですとみえない部分があり、危険だったという経験を何度かしています。
ある程度の経験は必要だと感じました。一から教えるプログラムというのは、弊社の弱みです。だいたい、５年以上１０年前後の方が多いです。
産休・時短勤務など、いろんな方がいます。勤務形態によっては、ほとんどスタッフ同士が会わない場合もあります。その埋め合わせが重要だったりします。
訪問ですと、個人で成り立ってしまうため、帰属意識があまりないんですよ。弊社は「みんなで支援していこう」「みんなで良くしていこう」という意識が強い組織なので、それが薄れるのは問題です。
そのため、ＢＢＱや社内総会というものを設けています。あと特殊なところでいうとコンパというのがあります。店舗ごとや、店舗同士でコミュニケーションとる場のことで、一つテーマを決めて議論します。
（例えば、在宅リハビリとは・訪問看護とは）そういったことをやって、仲間意識を高めています。
仲間の存在
——— 仲間意識を高めると、社内恋愛も多くなりますか？
渡邉先生：１カップルだけです（笑）
私が働いていて思うのは、同じ職場にいる以上、長い時間を一緒に過ごします。
だから友達以上に知る必要がある。ある意味、存在自体が大事ですよね。そこが嫌ってなると、人生の大半が嫌だってことになります。
私も同級生を二人採用していて、普通に付き合うのと仕事で付き合うのではまた違います。常に良いわけではなく仕事していると必ず、ドロドロした部分とも向き合わなければいけません。
こういったことを知るのも、マネジメントには重要な要素です。
＊目次
【第2回】「なぜやっているのか」を考える重要性
【第3回】人材はジェネラリストが求められている。
【第4回】気になる！年収は・・・
ベストリハ株式会社 求人・訪問リハビリテーション見学のご案内
ベストリハ株式会社様から現職者の皆様限定で、素敵な提案をいただきました。今の時代、働きながら別の現場をみる機会は、学生の実習があった頃に比べ非常に少なくなってきていると思います。
そこで、「地域リハビリテーションに興味のある現職者」の方々を対象に、訪問リハビリテーションの現場を見学できるよう、体制を整えていただきました。
ぜひこの機会に、一度、これからの「地域リハビリテーション」をその目で見て、肌で感じてみてください。
【ご希望の方はこちらからご連絡ください】
ベストリハ株式会社 総務 本田、安蒜（あんびる）宛
tel:０３－５８１３－９８９７ mail:info☆bestreha.com（☆を@に変えてご連絡ください）
※参加希望の方は、「POSTの記事を見ました。訪問リハの見学希望です。」とお伝えいただくとスムーズです。
営業時間：平日8:30～17:30
記入項目：氏名、連絡先
（メール返信する際、迷惑メールに設定され届かない場合があります。メールが２営業日経っても届かない場合は、お手数をおかけしますがもう一度お問合せ下さい。連絡番号をご記入頂いた場合は、連絡させて頂きます。）
【求人情報】
ベストリハ株式会社では、訪問リハビリテーションに興味のある療法士を募集しています
渡邊 仁先生 経歴
ベストリハ株式会社 代表取締役
ホームページ http://bestreha.com/
